ダイヤモンドガール [コミック(ロマンス・ミッシイ)]
ダイヤモンドガール (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
黒田かすみ/ダイアナ・パーマー
法律事務所に勤めるケナは、地味でめだたない女性秘書。魅力的なボスのデニーに恋していたが、彼には美しい恋人マーゴがいた。その恋人をよく思っていないデニーの兄リーガンは、二人を別れさせる為にケナを美しいレディに磨き上げていく。
…ダイアナ・パーマーさんのおはなしに出てくるヒーローって、どうしてこう男前なのに不器用な人が多いんでしょうか。「魔法使いのおじいさんに恋はしない」このセリフって結構はまりましたよ。自分を美しく変身させてくれる人に、嫌悪感を感じながらもひかれていく彼女はそう思って自分の気持ちにブレーキをかけようとしているんですよね。デニーに恋をしていた幼い自分はもういない。本当に愛するということを教えてくれた人はリーガンだった。このお話しを読んだ前後って、飛行機事故云々の展開になる話を読むのが続いていて「またかよ」って半分思いながら(笑)黒田さんの描く冷静なリーガンが感情を露にケナを抱きしめるシーンはやっぱりうっとりしてしまいました。
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