きゃぷてんX―ボトル・シップ号の冒険 [コミック(ホビージャパン)]
きゃぷてんX―ボトル・シップ号の冒険
此路あゆみ/きむらひでふみ
此路さんの作品にはまってから既刊で手に入れられた数少ない本のうちの一つ。
彼女の可愛らしい絵柄でコメディになってはいるものの、本質はハードな面も含んでいるのが魅力。
宇宙海賊XくんとE子ちゃんの地球を探すたび。その理由は涙ものの純愛とロマンに溢れています。二人は宇宙ギルドのハンターに捕獲され、地球からむりやり連れ去られた男女一組の学生だったのです。彼らを倒し地球への帰路を探して旅をしていたと言うのが本当の話です。そして、彼らはついに自分たちが誘拐されたその時を阻止すべく時をこえるのです。
ああ…私の時代のSFというと宇宙と言うのがあたり前についてきていたりしました。
いまはファンタジーと言うもののほうが人気があってハードSFには目があまり集まって居ないような気がしますが…こんなに面白いのにどうしてなんだろう…。
私がおもうに、宇宙SFには萌えもハーレムもないからなんだろうなあと…。もう一度SFといえば宇宙というお話が出てくるのを待っていたりします…。
(でもスターウォーズにはあまり食指が動かなかった私でした…)
この本にはもうひとつ此路さんの作品で「そら」という名作が載っています。読めば解る、これこそSF。なんか「トップをねらえ」を思い出すような気もしますが。きむらひでふみさんのコミックも同時収録されています。
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