キャンディ・キャンディ [コミック(KC・デザート)]
キャンディ・キャンディ (1) 講談社コミックスなかよし (222巻)
いがらしゆみこ/水木杏子
キャンディ・キャンディは、一世風靡した少女漫画でした。アニメ化もされて、コミックもそのストーリーの行方に一喜一憂したものです。いまだにこのコミックのファンはおおくて、いがらしさんの代表作だと言えます。
わたしも当時例に漏れず「なかよし」の購読者でした。コミックは実は1冊しかもっていません。
雑誌で読んでいたので、買う意味がなかったのです。あと、まわりの友人がみんなもっていたので借りまくってました。
孤児院の前に籠で置き去りにされた女の子。色が白くそばかすの女の子はキャンディス・ホワイトと名づけられ、孤児院ポニーの家でお転婆に成長しました。
ラガン家に遊び相手として引き取られはしたものの、意地悪な兄弟と素敵な3人の男性との出会いによって彼女は明るさを失わず、その後アードレー家の養女になります。
処が、一番慕っていたアンソニーをきつね狩りのさい落馬で失い、彼女の人生は変っていきます。アメリカからイギリスに舞台を移して、寄宿学校に入り彼女の人生をまたもやかえる男性テリィと出会います。
こう書いて行くと、キャンディっていい男にけっこう巡り会ってますよね。
あ、アルバートさんのことも書き忘れましたけど。戦争という時代をもストーリーにおりこみ、おとなになっていく彼女に与えられる試練など、単なる少女漫画だけではすまされない人間ドラマをこの作品からは拓さん見せてもらったと思っています。
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