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魔法が解けても [コミック(ハーレクイン)]

魔法が解けても (HQ comics オ 9-4)
魔法が解けても (HQ comics オ 9-4)
大橋薫/キャンデイス・キャンプ

ブライス・リチャーズは優秀な会計検査官として働くエリート。恩人の娘アンジェラの危機を救うべく彼女の会社を訪れた。かつて悪魔のような悪戯を仕掛けてきた娘…気が重いブライスだったが、現れたのはゴージャスな赤毛の美女で――。一方アンジェラは憤っていた。まさかブライスに助けを頼むなんて! 落ちこぼれのアンジェラは、母の自慢の生徒だった彼に嫉妬していた。12年ぶりに会った彼は驚くほどハンサムに成長していたけど、どうしても素直になれなくて…。

子供の頃に保護してくれた先生の家にいたいじめっ子アンジェラ。いま目の前に居る美しい女性が彼女だなんて信じられないブライス。それはまた彼女も同じでした。でもやっぱり顔を合わせると言い争いとなってしまうのは昔と同じ。彼女の母親の恩義へのつもりでアンジェラの会社を助けに来たというのに彼女は持ち前の勝気さで彼を跳ね返してしまう。子供の頃に母親を取られた単純な妬み、母に認められた羨ましさ、それらをすべて酷いいたずらでブライスにぶつけていた彼女も大人になって彼の当時の境遇を知って反省と同時に恋心。やりすぎなくらいの勝気さが当初ちょっと無理かもと思ってたけど、どんどんと可愛くなっていくアンジェラがよかったですね。
大橋さんのヒーローいろんなタイプいますが、今回みたいなクールキャラとおもいきやというナイーブな彼いいですねえ。一見合わないようなお二人の情熱的なシーンはよかったです。仮装パーティーの衣装がすごく良かったです。
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美女と野獣? [コミック(ハーレクイン)]

美女と野獣? (ハーレクインコミックス)
美女と野獣? (ハーレクインコミックス)
JET/キャロル・ディバイン

名門政治家一族の令嬢アマンダは非道な動物虐待の噂を聞き、プロレス試合の会場へと赴く。スポットライトを浴び、虎を従えて現れたのは“ビーストマスター”ブラム! 王の風格さえ感じるけど、なんて粗野な男性かしら。試合に勝利した彼は意地悪そうに笑い、アマンダをかついで野蛮さを見せつける。屈強な半裸の胸に抱きかかえられると、男性に免疫のない彼女の身体は感じたことのない甘い熱にさらされる。しかも大勢の観客の前で強引に唇を貪られ…!?

ビーストマスターのブラムはプロレス大会のパフォーマンスでいつもリングサイドに仕込んだ女優を抱き上げてさらう。しかしその日はちょっとした手違いで動物虐待の視察に来ていた検事のアマンダを抱き上げてしまったのだ。そうとは知らない彼は、驚き暴れる彼女の口をふさぐためにキスをした。
二人の出会いと立場は180度違う世界で堅苦しく生きてきたアマンダはブラムは非難するべく対象者だったのに、ことあるごとに対峙する彼の目の美しさにのまれそうになる。実際は真逆の活動をしていることを知って、彼を知るほどに考え方も生き方もひかれていくアマンダ。理性的に生きてきた彼女は、初めて衝動的に心のままに彼と触れ合うことを望んでいく辺りから、すごく人間として魅力的になっていきますね。
JETさんのヒーローでぜひ!!と言われて描かれただけあって、とってもかっこよかったし似合っていましたね。それから、ターシャ!虎がとってもかっこよくて素敵でした。もうJETさんらしさがあふれまくってました
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瞳をとじれば [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

瞳をとじれば (エメラルドコミックス ハーモニィコミックス)
瞳をとじれば (エメラルドコミックス ハーモニィコミックス)
二越としみ/エロイザ・ジェームズ

父を落馬事故で亡くした貧乏貴族の娘テス。
彼女は4姉妹の長女として、妹たちによりよい嫁ぎ先を見つけるためと、愛のないメイン伯爵からの求婚を受け入れる。これでいいのだと自分を納得させようとするテス。
だがしかし、彼の友人でもある大富豪の放蕩者ルーシャスからの誘惑に、彼女の心はかき乱されて…!?

原書房・ライムブックス…ハーレクインではないの?私はあまりそういうとここだわって読んでなくてわかってません。この本はお友達から譲り受けたので、原作者も漫画家さんも初読みです。
ヒストリカルでよくある結婚相手探して金持ちの旦那見つけて名誉挽回みたいなこと言ってますね。この時代の女性はホントそう言う価値でみられて今想像できないくらいに結婚や恋愛に関しては不自由でした。そんな中、長女でお金持ちと結婚を義務付けられてしまったテスにお金持ちのルーシャスが求婚したのに彼女はそれを断ってしまいます。遊ばれたと思ったという展開でしたが、この時点で既にテスの心は彼のものになってしまいます。ルーシャス自身も自分でどうして彼女を求めたのかその時にはよくわかっていません。テスは姉妹のため理性的に結婚しようとしますが、どうしても彼女がほしい彼は行動に出ます。お互い本能で惹かれあう運命の相手…というのがたぶんこの恋の始まりなんでしょうが、んんん淡々と進みすぎて盛り上がりが今いちではまり切れませんでした。
たぶん登場人物が多いせいかなと思ったり…。テスとルーシャスだけのお話で進むのならわかりやすかったんですが、妹たちの発言行動などが関わってくるたびになんだかよくわからなくなってしまって…。原作のせいなのかな?
1冊にまとめるのが大変な作品だったのだとしたら、頑張られたのだなと思いますけど…。
二越さんのコミック初読みです。絵柄はとても好みで、ヒーローは可愛くて色気もあるし、ヒロインも同じく可愛くて衣装もとても素敵です。2冊目のロマンスコミックスとあるので、もう一つの方を探したいと思います。あー、バーバラの「ヘイウッド館の天使」ですか。(この表紙見たことがある…)
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とらわれた乙女 全2巻 [コミック(ハーレクイン)]

とらわれた乙女 1 (ハーレクインコミックス・キララ)とらわれた乙女 2 (ハーレクインコミックス・キララ) とらわれた乙女 1 (ハーレクインコミックス・キララ)
とらわれた乙女 2 (ハーレクインコミックス・キララ)
橋本多佳子/ルイーズ・アレン

5世紀初頭――栄華を極めたローマ帝国は西ゴート人に攻めいられ、無法地帯と化していた。街が燃えあがる混乱のさなか貴族の娘ジュリアは逃げだすが、暴徒たちに襲われてしまう。間一髪、救ってくれたのは狼を従えた西ゴート人の大男。長い金髪をたなびかせる彼こそは“狼の王”ウルフリック! だが、お礼を言うジュリアを抱えあげ彼は言った。「ローマは私たちのものだ。もちろんおまえもな」そのまま奴隷としてさらわれてしまい…!? 愛と運命の大河ヒストリカル!!(1巻)

ローマ帝国に突然攻めいった西ゴート族にさらわれ、奴隷にされた貴族の娘ジュリア。蛮族の荒っぽい風習や慣れない重労働で身も心もぼろぼろになる。主となった“狼の王”ウルフリックに傲慢な態度で弄ばれるが、ジュリアは彼によって甘やかされた令嬢としての価値観を崩されていく。風呂場でされた野性的な口づけ――ジュリアの胸に初めての愛の炎がともる。緑に輝く彼の瞳と熱くたくましい肉体から目が離せない。彼は敵…そして、私はただの奴隷にすぎないのに。(2巻)

びっくりなのはローマ時代の作品であること!こんなハーレ見たことない(笑)最初で最後なのかとか当時言ってたけどなあとおもいつつ、やっと手に入れました。
攻め込まれ混乱した西ローマ帝国でウルフリックの奴隷となったジュリアは反抗的な態度を取りながらも彼に惹かれていく。そして彼もまた生意気なジュリアに惹かれていく。自分を恐れない女奴隷など見たことがなかったのに…。
敵対する西ゴート族の次期王となるヒーローに惹かれてしまったジュリアは、自分が貴族であった時に持っていた価値観をすべて奪われてしまった。しかしそれらが何の価値もなかったのだと思い知らされ、愚かなプライドだけであったと思い知らされるのですね。ヒストリカルのヒロインはどの人も行動的で勇敢ですよね。彼女も黙って男性の背に隠れるタイプではなく、貪欲に人生を生きることを教えてくれた彼に感謝しながら自分で生きていく道を見つけ決めるのですね。
ラストに入っている狼の4コマ漫画可愛かったわ~(笑)
相変わらず橋本さんのヒーローはマッチョでかっこいいですね。今回はライオンのような長髪で金髪。ごつい男性が苦手な人はどうだかですが、私は結構好みでした。
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執事たちの沈黙 2 [コミック(フラワー)]

執事たちの沈黙 2 (フラワーコミックス)
執事たちの沈黙 2 (フラワーコミックス)
桜田雛

2巻ですね
お嬢様の歳三さん熱はどんどん上がっているようで、身バレの危機も乗り越えたようですが、執事の和巳さんはなんだか揺らぎながら椿ちゃんを意識してますね。
2巻では発熱した和巳の介護に来た椿ちゃんに成長を実感してしんみりしながら、やっぱり心が揺れ動いているね。彼女を見つめる表情はどんどんと切ないものが含まれくる。主従関係だからと、ありえないと思っていた感情をお互い持たないようにしていたんじゃないのかなあと思わせるシーンがいくつも。その証拠に最初は歳三さんに恋に恋するかんじの椿ちゃんが、学校の友達にちやほやされる和巳にヤキモチ焼いたりね。彼女に下衆な男を見せつける彼はそうする自分に傷ついてる感じもあるんですよねえ…。
シリアスな2巻のラストなのに番外編ではめちゃめちゃ笑わせてくれるし…。桜田さんは緩急狙いで来ますね。この落差がこの作品の好きなところでもあります。いや、これは桜田さんの良いとこですよね。
同時収録の黒猫リリィはファンタジーなのですか?いうか、たぶん百合話なのですよね?
世界狭くて私にはよくわかりません。
帯に声優さんの吉野裕行さんがコメントがのってますが、彼に和巳役やってほしいですねえ…。
タグ:桜田雛
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