りてーくぐらふぃてぃ 全2巻 [コミック(アニメージュ)]
りてーくぐらふぃてぃ [マーケットプレイス コミックセット]
島田ひろかず
島田ひろかずさんの作品を初めて読んだのは、もうかなり昔の記憶。絵柄とノリと当時アニメにはまっていたという部分のせいで、このコミックを買いはじめた。雑誌の「少年キャプテン」に連載されていたお話です。
お話は当時ではまだまだコミックでは珍しかったアニメーターの生活テーマにしたラブコメというストーリーで、ドジなオンナノコが憧れの先輩をおって東京へ出てきてアニメーターのたまごになり…という始まりです。当時はCGなんつーものもなかったですから、作業はほぼ手作業で、お給料は歩合制。かなり過酷なお仕事と言えたのではないでしょうか。島田ひろかずさん自身の自伝ではないの?(笑)という作品でもあったりします。
ところで、私も高校の時の同級生がいまアニメーターになっていて、ところどころでスタッフロールに名前を見つけると「がんばってるんだなあ」とうるうるしたきもちになります。その子は、高校時代からすべて手作業で自作アニメを作るという事もしていたので、アニメーターになったのは天職だったのかもしれませんね。
当然この漫画通りの生活だったらしく、食えない・結婚できないなど大変だったという話しも当時は伝え聞いておりました。カラダも壊して療養してた話しも聞いたけど…。それにしても、いま有名作品に名前を見つけるので、今はいい生活をしているのではないでしょうか…。夢で食べていくのは簡単ではないということですな。それでも、何事も継続が大切なのだと思います。
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