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ATHENA16 [コミック(あすか)]

ATHENA16 1 (あすかコミックス)
小林薫

友達からこの本を貸してもらった時の衝撃。ナニコレ…小林さんがロボットものを描いている、しかも、掲載雑誌はASUKAだよ?…(?!)少女漫画雑誌だよね?これ。
…と言うのが感想でした。とはいえ、時代は特撮戦隊ものがなぜか流行りしまんがの世界でしたので、出てくるべくして出てきた作品だったのかなあと感心した覚えがあります。
お話の内容は、2010年…おお!2010年?!(衝撃:笑)地球外生命体の襲来を受ける。彼らの要求は女性がいなくなってしまった種族の存続の為に地球の女性を入植させること。それがまた、異星人が見目麗しいロンゲのイケメンたちという地球人の男性からすれば人類の危機を思わせるものだったという設定。これはすご過ぎる(笑)いや、素敵過ぎる設定。当時の私はゲームの「アンジェリーク」にはまりまくっていた当時。そうでなくても元々ロンゲのイケメンとは少女漫画の鉄板ではないか…。小林さんこんな素晴らし過ぎる作品を描いてくださって敬礼。
ヒロインの由衣は男性アレルギーをもつシスター。しかし偶然その異星人アイアスと出会い、彼に対してはアレルギーが発生しないというような部分や恋愛ものでは「運命の恋」というやつで、しかも彼らと戦うロボットのパイロットに彼女がなってしまうと言うところとかロミオとジュリエット展開?…乙女ゲーにはまっているひとが落ちるのは容易かったろうと思われるものがとにかくてんこもりでしたねえ。
キャラクターも素敵な人が多くて小林さんの絵柄もさすがにアクションが効いていて大変面白かった作品です。いまおもえば、BL要素もあったのかな?借りて読んだ分その辺りははっきり覚えていません。
タグ:小林薫
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かわいそうなお姫様 [コミック(あすか)]

かわいそうなお姫様 (あすかコミックスDX)
西炯子

表紙の絵がとても綺麗で手に取ったんです。このお話、とても深い物語です。
この世で一番美しく、この世で一番重くて…。と言う問答をして無理な品物を持って来たものの妻になるといいました。まるでかぐや姫ですね。
物語の一番最初に登場するお姫さまはとても美しいけれど我侭でどうしようもない人です。それがある時冗談で乞食の変装をしてお城に戻れなくなってしまいました。彼女を拾ったのが、丁度お城での仕事の休暇をいただき家に戻ってきた仕立て職人でした。彼は姫だと泣き叫ぶ彼女を、黙って働くならココにおいてやると言って住まわせます。そして、彼女が幾らかの事が自分で出きるようになった時に職人は自分の仕立てた服を着てお城に帰るよう言うのです。その時には既に、お姫様は彼を愛しておりました。
優しくするだけが愛ではないということです。
冷たくつき放し彼女の成長を見守りサポートする愛は深い心がなくては出来ないと思います。私がはまった理由は、そういう心の広い職人の愛しかたですかね(笑)

(2012.3確認事項)再版されておりました。
かわいそうなお姫様 (ピュアフルコミックス)

かわいそうなお姫様 (ピュアフルコミックス)

  • 作者: 西 炯子
  • 出版社/メーカー: ジャイブ
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: コミック

表紙は初版の方がすきだな~
タグ:西炯子
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えみりにおまかせ [コミック(あすか)]

【中古】 えみりにおまかせ / 森永 あい / KADOKAWA [コミック]【メール便送料無料】【あす楽対応】

えみりにおまかせ (あすかコミックス)
森永あい

小学生と保険の先生というカップリング。
正直どうなるのとか思ってましたけど、普通にラブラブじゃないですか…森永さんすごいですね。(まあ、からくりがあるのですけど)
お兄ちゃんの薬でおとなになるんだけど、ある意味これは魔法少女系のおはなしということになるのでしょうか…。森永さんの可愛らしい絵柄がとてもお話にあっていました。オトナになる部分がいまはやりの妹萌えを含んでいたりして、兄もシスコンぎみだし。オーソドックスなお話かと思っていたら、結構イマドキでしたね(笑)
タグ:森永あい
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恥ずかしくって言えない [コミック(あすか)]

恥ずかしくって言えない
小林薫

小林さんのお描きになるお話は、少女漫画なのだけどどこか違うという作品がおおくて好きです。
この本も、古本屋で見つけたのですが立ち読みしてすぐ購入を決めてしまいました。
学園ものと言う部分はその時代よくあった設定なのですが、女性名で男性が漫画を書いているという設定は、あまり無かったように思います。しかも、ひとりのペンネームで複数グループ、しかも男前が描いてるという設定。
私が読んだ中では、このずっとあとに描かれたはりみすももさんの「まんがの花道」かな??まあ、いまでは男性が女性ペンネーム、女性が男性ペンネームというのは普通にいらっしゃる時代になりましたけどね。
そういう設定を、またヒロインに少女漫画世界にどっぷり浸かったオンナノコをもってくるあたり、コメディ目指しているなあと(笑)いや、目指してないのか?目指してる感じがありますよたっぷりと。
設定が細かくてそれが笑いのツボになってるところが素晴らしいです。
とてもとても、小林さんの魅力が炸裂している作品です。バビロンとか、脇役も濃ゆいし(笑)
タグ:小林薫
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男の旅情ロマンロンリーウルフ [コミック(あすか)]

ロンリーウルフ―男の旅情ロマン (あおばコミックス)
男の旅情ロマンロンリーウルフ (あすかコミックスDX)
新子友子

ロンリーウルフのシリーズは、先に書いている本よりもこちらの方が出版は先になります。出版社も変わってしまっていますね…。
主人公ロンリーウルフは、孤独な旅人。あたりさわりのない御話なのかとおもえば、えらく人情物語で泣かされることもあるエピソードありです。内心思っていても言えないこと、正しいと思っていても出来ないこと…それらをすっとやってきてさりげなく行ってしまう。
それによって背を押された人々は素直になり、幸せがもたらされるのだ。シリーズとしてはこちらの方が私は好きな話が一杯あります。書店ではみつけにくいかもしれませんが、ぜひ見つけて欲しい本です。
タグ:新子友子
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