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ヘヴン 2 [コミック(花とゆめ・ララ)]

ヘヴン (2)
ヘヴン 2
遠藤淑子

この本は、先に発刊されている「ヘブン」とは続きではなく過去ばなしになります。ロボットのルークに秘められた悲しい記憶の物語です。遠藤さんのおはなしにしたら、ハードに悲しい物語とも言いえるかもしれません。読まれる時にはぜひ、二冊続けて読まれることをオススメします。こちらは、たぶん…大泣ですよ。(私はそうでした)まさかと思うほどのエピソードです。そして、「人間は人間を殺さない」というキーワードが1巻でも出てきますが、そのせりふの深い意味が2の方で語られているのです。
たぶん、遠藤さんの作品を好きだという人でこの作品を知らない人はいないでしょう。私は遠藤さんの作品のなかで一番の秀作と思っていたりもします。この本を読んで、1巻での出来事と要所で繋がってて改めて納得したことも沢山ありました。マットがルークを手放してパスワードも教えた後もルークがマットを主人と思っていたこととか。
実は、私こっちから先に読んだんですよね。時系列から言えばそれが正しいんですが、ちゃんと1→2と読むほうが、「そうだったの?!」というところが多くでてきて感激もひとしおでした。1巻で出てきたクリスさんのこととかね…。発行された日付を見たら2001年でした。この頃、アトムのおかげで色々とロボットものが多かったんですよねえ…。
タグ:遠藤淑子
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