男の珈琲女の紅茶

男の珈琲女の紅茶 (マーガレットコミックス)
聖千秋

ちゃらんぽらんな男と解ってて、慶子は根之木くんを好きになった。来るものは拒まない去るものもおわない。ライトな感覚で彼と付き合えればそれでイイ。思いきって告白したら、OKをもらえて有頂天だった慶子だったが、それは彼女だからOKと言う訳でなく、彼は誰であっても本気になれない男だった…。
聖さんのキャラはオンナノコが控えめで地味か、今回みたいにみかけは今風なのに内面がとても繊細でかわいらしいオンナノコが多いなあとおもう。
表題の「男の珈琲女の紅茶」は、慶子が男らしさを追究する部分のひとつ。前の彼氏は、初めてのデートでメロンソーダを頼んで幻滅したという。…ああ～。オンナノコってそういう幻想あるんですよね。私はそういう幻想ないほうだったんだけど、初デートでチョコパフェと珈琲を一括で注文された時は、やはりびっくりしたというか夢があったから…引いたかなあ…（笑）それと、いくら自分が本気になれないからって、素直な愛を嘘つかれて試されたら決定的に冷めますよね。慶子の怒りは当然でした。それにしてもここまで女性不信になってる理由って、もて過ぎたのが理由なの？根之木くんって…可哀想な人。
それはさておき、ここに出てくる○云々の話。この本を買った当時、このおかげで私がマイブームになってしまって、丸５個でプリン！と騒いでいた記憶が…。いや、自分も相当痛いな（爆）
同時収録の話しは、両親の離婚と父親の再婚、それによって歳若い義母が出きることに反発している小春がヒロイン。そこへ転校してきたかっこいい松島君という男の子が、いきなり彼女に告白をして…というはなし。単なる家族の絆話ではなく、ちゃんと不思議な縁の恋ものがたりです。
（同時収録）「オリーブなポパイ」

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