幸運を呼ぶキス（愛を約束された町 ２）

幸運を呼ぶキス (HQ comics シ 1-2 愛を約束された町 2)
しのざき薫/デビー・マッコーマー

エリーは町の小さな食料雑貨店の看板娘。けれど父は病死。その後、母は突然町を出ていった。家族の大切な店だったはずなのに…。ひとり残された気分になり、泣いていた彼女を慰めたのは、幼なじみのグレンだった。そのやさしさに涙がとまらなくなるエリー。その時だった、グレンがそっとキスをしたのは――。親友と思っていたのに、涙を拭う手をとめて、何も言わずに抱きよせたのはなぜ?あの1度きりのキスが、いつまでも甘く唇に残っている気がするのは…なぜ?

愛を約束された町のシリーズ2作目。
今回は雑貨屋の娘エリーとキャルの弟グレンのはなし。
エリーとグレンは仲の良い幼馴染の友達だった。エリーの父が病気で亡くなったときに、涙にぬれる彼女がいじらしくて、ついグレンは彼女にキスをしてしまった。その日以来、彼女も彼もお互いを気にしてしまい関係がギクシャクしてしまうようになる。サヴァンナの弟のリチャードがそこへ関わって来てさらにややこしい展開に。
エリーもグレンもお互いが恋愛感情を関係にもちこまないから仲良く続いていると思いこんでいるのが進展しない理由。そこにふたりにとってはアクシデントに等しいキスだったのに、それによって心の奥底にはお互いを恋人にしたいという気持ちに火がつくなんて、乙女ちっくだわ～。それでも自分の考えを曲げない二人。（この辺りが友達の長い二人らしい）プロポーズのダメだしとか、ダンスパーティーでのやりとりとか、可愛過ぎますｖ今回の展開でもリチャードがどうしようもない役回りで出てくるんですけど、次も心配。３作目はリチャードのお兄さんのグレイディの話なんだけど…いまから発売されるのが怖い感じ。
いや、買うけどね（笑）

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