御曹子の憂鬱（結婚嫌いの三兄弟 1）

御曹子の憂鬱・結婚嫌いの三兄弟 1 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
岸田黎子/キャレン・T・ウィッテンバーグ

この本ですね。
それはもうコミック化を楽しみにしていた本でした～原作が凄い好きなんでｖ
まあ、原作の感想はいつか書くと言うことで、今回私のすきな岸田黎子さんにこの本を描いていただけでホントうれしかった！！

三兄弟とあるように３部作の１作目なのですが、ブラドック家の長男アダムの御話。アダムは祖父にある女性と会う様に言われていた。彼女の名前はイルザ・フェアチャイルド。会う理由なども解らぬまま彼はとあるレストランで彼女に会った。そのレストランは彼女の行きつけで、彼は一人のウェイトレスと出会う。彼女の名はケイティ。
明るく元気な彼女はくったくなくイルザに話し掛けてきた。そして、アダムと目が会った瞬間なにかをかんじあうはずのものがイルザには見えた。そう…イルザはその道では有名な凄腕の仲人で、アダムの世話をこっそり祖父のアーチャーが彼女に依頼していたのだ。

コミックのほうは、私の好きな所がはしょられていてちょっと残念。でも、原作の魅力は十分描かれていて満足しています。ケイティの印象がもっと自立した毅然としたイメージが強かったので、コミックのほうでは明るくて元気と言うのが前面に出ている可愛いキャラになっているきがしました。アダムに関しては完璧。この二人がどうやって恋愛するのよと思っていたんですが、さすがな展開です。本当の恋に目覚めた後のアダムの表情がとても爽やかで、厳しいビジネスマンよりもずっと素敵に見えました。さて、次の弟ブライスのお話も凄く楽しみ。
ちょっとだけ出てきてたアダムの秘書のラーラがお相手です。

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