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さらわれたハート [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

さらわれたハート (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
さらわれたハート (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
英洋子/バーバラ・カートランド

ウェイデンステイン公国の双子ケンドリック王子とマリーテレーズ王女は、国王にドイツ語の勉強をする為にエッティンゲンへ1ヶ月行く様に言われて悩んでいた。二人は、そこから帰ったら兄は軍隊へ、妹のマリーテレーズ(ゼーナ)はイギリス人公爵と結婚せよといわれていたのだ。厳格なイギリス人である母のような人との結婚はどうしても嫌と思っていたゼーナは、兄の提案で付き添いの伯爵達をまいてパリへ逃げ出す計画を立てた。しかも、ゼーナはケンドリックの愛人(デミモーデ)として。首尾よくパリに到達した二人は身分を偽り、ケンドリックの友人の手配で舞踏会に出席する。初めての世界に興味津々なゼーナに、隣の桟敷席から声がかけられた。ジャン・ド・グロウモン伯爵と名乗った黒い瞳の素敵な紳士に誘われるがまま彼の桟敷に移ったゼーナは、束の間の会話を楽しむ。ジャンはその会話のなかに、デミモーデらしからぬゼーナの言葉を気に留める。ジャンの提案で場所を変え、ゼーナは彼とダンスを楽しむ。この夢のようなひととき。たった1週間の。

英さんの安定した作画で糖度も数割りましていると思われます(笑)お姫様描かせたら本当に天下一品ですね。ゼーナの初々しさが絵柄とマッチしていてとても可愛かったですね。最初18歳にしたら、双子とも大人っぽく感じましたが会話や行動がさすが箱入りお姫様だなあと。あの対応なら、ジャンでなくても気がつきますよね。
初めてのキスとか決闘のシーンとか、展開がそれはもう初恋のオンナノコにしたらクラクラなことが一杯で、これぞ少女漫画の王道だなあというかんじですよね。(他の話でも描きましたが、英さんって特にキスシーンが美しいと思うのですが)
フランス人形のごとき衣装が目を楽しませてくれましたね~。一個残念だったのは、ウエディングドレスが一番地味でした~…。
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