恋のスクープ [コミック(ロマンス・ミッシイ)]
恋のスクープ (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
岸田黎子/ローズマリー・カーター
小さいながらもスクープ記事をものにした23歳の新米記者トリシャ。その行動力を見込まれ、つい最近一人娘が誘拐されて無事に戻ってきた富豪宅に潜入し、事件の真相を探るよう命ぜられる。数日後、モデルと偽り館に入り込むことに成功。だが、例のスクープの主役でありマスコミ嫌いの長兄がトリシャの前に現れ…!?
岸田黎子さんの初ハーレコミック本。原作名が「デアデビル」とあるように、本作のヒーローはすごい傲慢なひとです。
新聞記者のトリシャはたまたまであった交通事故の子供を助ける途中で、くるまで通りかかった笑顔の素敵な男性に協力してもらうことに。新聞記者の手前、この事故を記事にしたいと写真を撮ることを提案したトリシャを見て、彼はあからまさまな敵意を剥き出しにした。後にこのスクープがきっかけで、彼女は特命記事の任務を受けとある事件の被害者を潜入取材することに。モデルに化けた彼女、うまく家に潜入するが、その家で待っていたのはあの写真を撮ることに敵意を示した男ラウールだった。
このラウールの妹ポーリーが事件の被害者なのですが、彼女がトリシャに心を開き恐ろしい記憶を拭い去るという手伝いをするうちにラウールがただの冷たい人間ではなくあたたかい人間であるとトリシャは思い愛していくようになるのです。ラウール…いうほど悪魔な人ではないきがする。傲慢だけど、トリシャに対して情欲にながされるだけのしょぼいオトコじゃないし。トリシャに対しては、これは誘惑?程度の感じで、小悪魔ってやつかもですよね。
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