誘惑のプレリュード [コミック(ロマンス・ミッシイ)]
誘惑のプレリュード (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
狩野真央/エリザベス・オールドフィールド
イギリスで実力派女優のダーシーは、アメリカのブロードウェーに進出する事になった。初めてのアメリカで彼女を待っていたのは、演出家のキアーだった。彼は彼女が最も会いたくなかった人だった。10年前に密かに初恋をし、そして有名俳優だった父ルパートを死に追いやった人物だったからだ。マネージャーは彼が演出であることを伏せて仕事を受けていたのだ。
彼にあったとたん、過去を走馬灯のように思い出したダーシーは、思わずキアーの頬を打ち据えていた。
エリザベス・オールドフィールドさんの作品は、狩野さんの作品で読むのは2作目。
前の作品が随分と改変されていたというトラウマで(笑)今回もちょっと買うのを躊躇っていたのですが…やっぱり買ってしまいました。うまいんですよね…狩野さん。舞台俳優がテーマなだけにゴージャスだしうっとり度が高い。そして画面からにじみ出る糖度も甘め。キャラクターの作り方がうまいし…もう、原作と別物だったとしてもそれはこれで読んじゃおうと。キアーがやさし過ぎて、これは嬉しい。素直になれないダーシーは、私の好きなキャラクターですし、凄いおいしいお話でした。
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