桃太郎まいる [コミック(りぼん)]
桃太郎まいる (りぼんマスコットコミックス)
楠桂
桃からうまれた桃太郎は、可愛いオンナノコでした?!犬(人狼)のシローがとてもツボなお話。
良くある桃太郎が女性バージョンのおはなしなのだけど、当時、楠さんのオカルトちっくな部分が表現された作品でもある。
もちろん、犬以外のサルもキジも人間が変身するのだけど、その辺りも後の獣人のお話を髣髴させてくれる。オカルトな部分は多くあるのだけど、ギャグもふんだんに盛りこまれていて楠さんの良さだと言える。
この頃のまんがって、私の年齢もあったけどコミックから知る新たな世界みたいなのがあってとても読むのが楽しくてしかたなかった。
今はネットがあってなんでもすぐ手にはいるから、今の子供たちはそういう意味ではかわいそうかも。だって、「みつける、知る」ではなく、「予想もせず教わる、学ぶ」の楽しさはまた違ったのもだからね。
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