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愛のかけら [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

愛のかけら (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
愛のかけら (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
宮本果林/アン・ハンプソン

両親を相次いで亡くしたキャサリンは、母の大事にしていた庭で1つの指輪をみつけた。母の遺品と思い身につけていた彼女は、上司である考古学の教授マーニーから「その指輪はセント・クレアの呪いの装身具である」と言われてしまう。セント・クレアの装身具はセットでバラバラにすると不幸が訪れると言われているものだったのだ。キャサリンは他の持ち主を探すが手がかりはなく、誰かが見つけやすいようにその指につけていることにした。ギリシャへのお使いを教授に頼まれたキャサリンは、その博物館でステキな男性とであう。レオニデス(レオン)は考古学者で海底神殿の調査をしているという。その調査に同行することになったキャサリンの指輪を見て彼の顔色が変わった。そして彼女の言い値で売って欲しいといいだしたのだ。実は彼は指輪の正体を知っていて、全てを集めなくてはならない理由があったのだ。

呪いの装身具に振りまわされる人々。妹の足の為に結婚すら出来る兄。ハーレクインにはこういう設定良くありますが、最後にはちゃんとそこに愛が存在してて自分が目先の事に一生懸命で認識してなかったと言うことがでてきます。レオンは家族思いで妹を溺愛してて、最初のうち、指輪の為だけに結婚って妹がこれで呪い解けたら離婚するの?ひでえ!!って思いました。でも、どんなことをしてもねってのが、何度も読み返すとすごいいい訳ちっくに見えてくるから面白いです。ハーレクン…ラストを知って読むとまた面白さが増す。
キャサリンってえらいなと思う部分は、自分を傷つけたレオンのことを妹を大切にする愛情深い人って見る部分。結婚までしてるのに、それが自分に向かなきゃ普通恨んじゃうのに。泣けるよねえ。
宮本さん宝石の絵がいつもステキですごいなと思うんですが、今回も装身具のセットの絵圧巻ですよねえ。
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