SSブログ

狙われたスワン [コミック(ハーレクイン)]

狙われたスワン (ハーレクインコミックス)
狙われたスワン (HQ comics モ 1-2)
百瀬なつ/レベッカ・ウインターズ

キットはここ数か月、正体不明の脅迫状に怯えていた。そんな時、姉に気分転換になるとバレエ公演に誘われるが、なんと購入したパンフレットにはさみ込まれた脅迫状を見つけてしまう!!
恐怖も限界に達したキットは、突発的に舞台裏に駆け込み、目の前にあったバレエの白鳥の衣裳を着てそのまま家出してしまった。白鳥の姿のまま、彷徨っていたところを美しい医師ジャロッドに助けられ、数か月ぶりに安らかな眠りについた彼女はやがて恋に落ちるが・・・?

殺人もしかねないようなストーカーからのメッセージ。それを実の姉から自作自演だと言われてもう逃げ場がないと精神的に追い詰められるキット。サスペンスジャンルなんですが、このストーリー、コミック化の脚色なのかもですが結構個人的にはなぜか笑えてしまった部分が幾つか。
まず「霊能者」に思いっきり吹いてしまいました。そう思うほどキットは追いこまれていたんでしょうが…カウンセラーならアレくらいの予想は付きますもんねえ(笑)ほかにも、バレエの衣装を着て逃走(!!!これ実際はこっちのほうが絶対目立ちますよね)。あとはウブな印象があったヒロインですが、いきなり天然というか感情のままに行動して男性を(先生を!!!)誘惑とか。(このシーンのせいで、ラスト犯人が解る辺りでキットに同情がぜんぜん出来なくて笑えました)気のあるふりが上手いと思われても、これは仕方ありませんね。天性の小悪魔とはこのことでしょう。
私は姉や義兄のキットに対する感情も納得がいってしまいまったぶん、なんかラストすっきりしない感じで読み終わりました…。
百瀬さんのコミックはこの本が初読みです。お医者さんのクセにキザっちい匂いのするジャロッドの作画がいい感じでした。あと、彼の義姉もv個人的にヒロインを苛める役柄のキャラクターが素晴らしければ素晴らしいほど、その作品の評価が高くなってしまう私です。いいですね~いかにもなお義姉様。
あと、「白鳥さん」と言うセリフで、バカな私は「え?ヒロイン日本人だったっけ?」とバカな?を頭につけてしまいました…。
「しらとりさん」ではなく「はくちょうさん」ですヨね…orz。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0