五分咲きチェリィ 全2巻

五分咲きチェリィ 1 (バンブー・コミックス VITAMAN SELECT)
ヒヤマシュリ

学業は疎か、生活は不摂生、女の子にも縁がなく、幼なじみの恵には世話を焼かれっぱなし・・・。そんな冴えない毎日を送っていた大学生の守に、ある日突然、人生最大の”モテ期”がやってきた!嵐のごとくモテまくる守だが、言い寄ってくるのはひとクセもふたクセもある女の子ばかり。津波のように押し寄せる女体を掻き分けて、守は真実の愛(笑)を見つけられるのか!?

成人向け…とまではいわないな。青年向けになるのか？。まあ、エッチが売りなのかなあ…。
たまたま見つけた本ですが、幼なじみものと言う部分が気になって読んでみました。ええ、ばっちりがっつりエッチシーンがあります。ですが、不思議と女性でも読める内容じゃないかなあとおもうのは、恵ちゃんがいわゆるツンデレで守を好きなことを隠そうとしている部分が可愛くて、片思いしてる部分がちょっと共感できる所があるのじゃないかなあと思うとこ。わたしも結局彼女のいじっぱりがラストどうなるのか気になって最後まで読んでしまうことになった。うん、とってもいいラストだった。おたがい心の底で思い合っていることに気がつかないようにしているとことか、幼なじみものが好きな人には結構受けるストーリーじゃないのかなあ。まあ、タガが外れた後半の二人には、ほのぼのというよりはちったあ自重しろ（笑）みたいなところもあったけど。
ヒヤマさんのキャラはオンナノコがみんな可愛らしく、個性も分散されていた。男性キャラも女性に対して嫌な奴で終わる人だけの人が居なかったのが青年向けにしては珍しいと思った。北河トウタさんの作品を初めて読んだときの感想に近いかもしれない。（もしかして作者は女性？とか思うくらい、なんかいやらしさを感じなかった）

タグ：ヒヤマシュリ