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花嫁は絶体絶命 全2巻 [コミック(ハーレクイン)]

花嫁は絶体絶命 1 (ハーレクインコミックス)
花嫁は絶体絶命 1 (HQ comics ハ 3-3)
橋本多佳子/ルイーズ・アレン

ギャンブル狂いの弟のせいで、5千ポンドもの借金を背負った名家の令嬢キャサリン。弁護士が助言する最後の手段は、「死刑囚と結婚すれば、借金は帳消しになる」というもの。
年寄り貴族の愛人になるよりはましかもしれないと、彼女は同意する。
監獄で結婚式をあげた夫は、ヒゲだらけで恐ろしげな容貌の男ジャック。街道に名をとどろかせる大悪党の親玉だ。
けれど、一夜だけ手枷をはずされ、身なりを整えると、そこには優雅な物腰の目をみはるような美男子が現れて…!?(1巻)

家の借金を帳消しにするため、死刑囚と見せかけの結婚をした令嬢キャサリン。たった一夜だけ許された監獄でのハネムーンで、彼が無実の罪で囚われていることを告白される。誠実な態度の彼を信じたキャサリンは真犯人を捜しあて、間一髪、処刑寸前の夫ニックを救いだす。
しかし、彼が釈放されたせいで借金は残ったまま。そして、ニックがかつて公爵家を勘当された御曹司ということがわかる。
借金を背負わせた花嫁としてキャサリンは公爵家を訪れることになり――!?(2巻)

弟が作った借金で監獄いきを免れられなくなったキャサリン。弁護士が提案したのは死刑囚との結婚によっての借金免除だった。なんてかわいそうなキャサリン。そこまでして守ろうとした家と弟には裏切られてしまうし…。この弟…ことあるごとにキャサリンとニックの関係を悪化させて暴言を吐く。こいつがおとがめなしに無罪放免はマジに腹が立ちましたよ。お嬢様だからその辺りの甘いこと甘いこと。私やったら許されへん!(笑)
ニックの誤解を解くために自分の危険を顧みず悪党の元へ乗り込んでいく力強さ。いや、お嬢様だったからの世間知らずの向こう見ず(笑)それのおかげで誤解がとけてニックは自分自身を取り戻して晴れて公爵の地位をとりもどすあたりから二人が本当にひかれあっていったんですよね。ベッドルームで朝まで話し込んだシーンとかうっとりしましたね。良いなあ~自然体。
橋本さんのヒストリカルってすごい良かったです。ドレスもかわいかったし、公爵の威厳とかすごくあってよかった。実はいまハーレクイン作品では一番好きな漫画家さんかなと思います。だって、自分の好みとはずれがほぼない!これはすごいです。毎回名前が橋本さんなら必ず買ってしまう。またヒストリカル作品是非書いてほしいですね。絶対買います!

花嫁は絶体絶命 2 (HQ comics ハ 3-4)
花嫁は絶体絶命 2 (HQ comics ハ 3-4)
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