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氷のヴァレリー(オーチャード・ヴァレー三姉妹物語 1) [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

氷のヴァレリー オーチャード・ヴァレー・三姉妹物語 (ハーレクインコミックス)
氷のヴァレリー (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
狩野真央/デビー・マッコーマー

父の危篤で故郷に帰って来た三姉妹の長女ヴァレリー。仕事ではクールでドライな女性を装っているが、父親の危篤を前にその心は保たれそうに無かった。看護士で働く妹のノーラに病状を聞くと、コールビー・ウィンストン先生が看ていてくれたという。田舎の医者なんて…しかもこんな若いひとに任せられるの?。彼女は彼の能力をはなからあてにしなかった。父と対面したヴァレリーは、そこで父デイヴィットとコールビーの不思議なやりとりを聞くことになる。
ヴァレリーは詳しく父とのやりとりの謎を彼に問い詰めた。その内容はなんと、彼女と彼が結婚をすると良いという提案の話だったのだ。

キャリアガールの彼女も父親の危篤に心細さは隠せなかった。相手が立派な医者と知っていかに自分が高慢だったかを知り、そこから対等になる気持ちは、尊敬から愛に変わる。理想といえば理想の展開ですね。短い時間でその気持ちの推移があったのは運命の出会いだったからなんでしょうね。なんと羨ましい。
ヴァレリーが自分の地位やその他に価値を見出さなくなったのは、コールビーの優しさのせいですよね。コールビーといえば、自分がリードをとれない恋愛が嫌なんでしょうねえ。彼女にペースを崩される自分が嫌と言うだけで本当のきもちを無視するなんて。彼女が正面きって戦いに行ったシーンで見せる涙の笑顔はあまりにもきれいで、泣けますね。
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コメント 8

ヨッシー

お引越し完了、おめでとうございます。
今後もがんばって、たくさん書いてくださいね。

さて、記念すべき引越し後初コメントですが、私はこのコミックの終わり方というか、終わらせ方が許せなくて激怒して、すぐ手放してしてしまったんです。

私の記憶では、会社に帰るというヴァレリーをコールビーが追いかけていって、帰ってきたら二人はラブラブ状態で…って終わり方だったと思うんですけど…

「オチがこれってどーゆーことよっ!!どうやって仲直り&どんな愛の告白をしたのっ?!一番大事なトコをカットしてどーすんの!!」って私は本を投げ出してしまったくらいで…
後で原作読みましたが、原作ではちゃんとソコは書かれていたのになぜ???
それまでは安都士さんのいう通りすごくよかっただけに、ものすごーくショックだった記憶があります。

私の記憶、間違ってましたか?

これ以降、「ステファニー」も「ノーラ」もスピンの「胸いっぱいの~」も狩野真央さん作品はレベルを高くしてしまって、少々のことでは感動しなくなってしまいました。

どうか、フォローをお願いします!!
by ヨッシー (2009-07-26 13:26) 

安都士

>ヨッシーさん

ありがとうございます~!今頑張って移行中です。

さて、私はこの作品は原作をまだ未読なんです。
たぶんこんなにコミックにてきした感じのストーリーではないんだろうなという感じはしてましたが、やはりそうですか…。
いえ、なんといいますか。
実は、狩野先生のコミックって、これはこれで好きなんですが、原作とは似て非なるものって感じになってるのが多いんですよね。
私は「切り札は誘惑」が、丁度ヨッシーさんと同じ現象を起こした作品だったりします。(笑)原作読んで凹みましたから。
なんていうのか、コミックから読んで原作読んだら、「なにこれ!?」過ぎて(笑)

まあ、ハーレのコミック化って多かれ少なかれそれがあるので、読む順番まちがえるとショック倍増ですよね。
「なんでそこに盛りあがりをもってくるの?!」って原作読んだらおもうことが多いので、1.コミックを先に読む。2.コミックは別物と思う…がいいとおもいますよ…。
狩野先生だけじゃなく、これは岸田先生や別府先生もそんな感じかな…。

by 安都士 (2009-07-26 21:10) 

なすか

お引越しごくろうさまでした~♪タグいろいろ付けれていいですねー…私もいっぱいタグつけた~い(笑)

私も本作のラスト、追っかけてアッサリとラブラブで戻ってきて拍子ぬけした覚えがあります(苦笑)

『そこのところはページが足りなくてカットしちゃったから、読者のみなさん、想像力で補ってね☆』て狩野さんのメッセージと断定しましたが、原作はちゃんと描写があったんですね~!!

狩野さんの作品は「役員室の恋人たち」シリーズは結構好きなんですけど、原作読んでみてもそれほど齟齬がないように思いました。

原作を大幅に変えちゃうとよほど上手く処理しないとやっぱり漫画としてもイマイチ感が漂ってきちゃうんでしょうかね~。
by なすか (2009-07-26 21:22) 

安都士

>なすかさん
ありがとうございます~
ソネブロは、旧タイプのパソな私にとって重いほうなんですが、
タグとかカテゴリーとか結構使いやすいところもあって
出戻ってしまいました(笑)
なすかさんも、よろしければソネブロにど~ぞ~(カモーン

なすかさんもラスト「なんじゃこりゃ」派だったんですね…。
実はわたしはラストは全然気になってませんでした。(汗)
その前におお盛りあがりがあったので、あまり気にしてなかったと言うか…。
確かに言われてみれば、無理やり落としたラストって感じもありますね。

オリジナルにまとめるのが作家の技量だとしたら、読み手をがっかりさせたらやはりまずいですよね。
でも、こういう部分って編集者・出版社のせいでもあると思いますよ。原稿にOKだすわけだし。
そう思ったら、宙ってハーレ原作を軽く扱ってたのかしらと邪推してしまいます。
by 安都士 (2009-07-28 01:38) 

なすか

こないだ引っ越したばっかなのに~…すごい誘惑です、タグ。
アメブロはしょっちゅーメンテで入れないけど、ソネブロもアクセスが重い時がちょこちょこありますよね~…

アメブロはテーマを100個しかつけれないので、100個超えそうになったら引越しを考えます(引っ越しで死にそうだ…)

「氷のヴァレリー」のラストなんですけど、私は唐突感はありましたけど、そんなに激怒もしませんでしたよ(^^;その証拠にまだ持っているし(爆)

ただ、戻ってくる途中は読者の想像に任せた方が、ロマンチックになるのかな~なんて前向きに解釈してました。良かった探しです(笑)

妄想たくましけりゃHOTに、乙女ちっくなら跪いてプロポーズとか、色々好きにして~という感じで。
by なすか (2009-07-28 09:53) 

安都士

>なすかさん

以前のブログJUGEMはタグなかったんですが、無料登録のタグクリックというブログパーツを使えば、どんなブログでもタグがつけ放題です。
http://www.tagclick.net/
以前はここを利用していました。

ただ、元々ソネットでブログを持って居たのでこちらと管理画面が一緒でいいかなと思ってで戻った次第です。
一度「タグクリック」のHPみて見てくださいね。登録も結構簡単です。

ヴァレリーを呼び戻したコールビーですが、私のコミックでの印象は「コールビーはへたれ」なので(爆)、きっと「どうやら、僕は素直じゃなかったようだ」云々の謝罪と泣きおとしが妥当ではと思っています。(わらわらわら
by 安都士 (2009-07-29 21:50) 

なすか

>安都士さん

ありがとうございますー!!
タグクリックの設定でアメブロでの設定が記載されてなかったんで、検索してなんとか設置してみました~

でも昨日以前の記事はいちいちタグを自分で打ち込まなきゃいけないとかで、そんなの私には無理~!なので、これからボチボチ稼働です。

うまくいくといいなぁ~
by なすか (2009-07-30 13:46) 

安都士

>なすかさん
早速登録されたんですね!
過去の登録は裏技があるので、さっき早速コメントしに行ってきました。うまく出来るといいのですが…。
楽しみにしているので、がんばってくださいね~
by 安都士 (2009-07-30 23:46) 

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