SSブログ

炎のステファニー(オーチャード・ヴァレー三姉妹物語 2) [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

炎のステファニー オーチャード・ヴァレー・三姉妹物語 (ハーレクインコミックス)
炎のステファニー (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
狩野真央/デビー・マッコーマー

父が倒れたと聞いてイタリアから帰国したステファニーは、今でも名前を見ただけで沸き上がる情熱を隠せなかった。クラリオン新聞にみつけた最愛の人チャールズの名前をみて落ち着かない。もう3年もたつと言うのに、あんな酷い拒絶をされたというのに。ところが、その新聞に自分の父親の名前をみつけて記事もよく読まずに彼女はチャールズのもとにどなりこんだ。彼はステファニーの姿を見ると、昔と変わらない余裕の笑顔で彼女を出迎えた。ところがあたまに来ている彼女は巻くしたてた上に「訴えてやる」とまで吐き捨ててしまう。そこへやってきた新聞社の社員ジェフがステファニーお帰りとチャールズの目の前で熱く抱きしめてしまう。ステファニーの背後で妙にショックを受けた表情のチャールズを知らずに、彼女は新聞社をを飛び出していった。「先を越しやがって」…ジェフにはチャールズの呟きの意味が全くわかっていなかった。

…解る訳ないわよ!(笑)
思いこんだら爆走娘のステファニーと知性派余裕の大人を演じるチャールズのおはなしです。出会った当時大学生だったということもあって、恋愛関係に発展する分別をチャールズがつけていたんですが、若さって怖いですねぇ。(笑)
バスルームの一件とか、もうさすがハーレクインといった展開。日本じゃ考えられない!いや、ドラマならどこかで見たことあるかも。バスルームじゃなくてベッドで裸で待ち伏せって奴ですね。規制事実?!とまあ、ステファニーの暴走がこの恋の成就をめちゃめちゃにしちゃったわけですけどね。それにしても、間のわるいおとうさん…。この父にして娘ありなの?(笑)いくら臨死体験で娘が結婚することを見たといっても、微妙な時期によこから干渉しちゃまずいですよね。ましてや、チャールズの性格は人に指図されるのがダメなプライドの高いひとなんですから。そういう部分をステファニーも解ってなかったから、遠回りなゴールになってしまった訳ですよね。狩野さんの描かれるチャールズがとても素敵。ステファニーのチャーミングさは3姉妹の仲では一番好きです。情熱的な行動が苦手な私には憧れなのかもですねえ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0