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銀河系を抱きしめる [コミック(マーガレット)]

銀河系を抱きしめる (マーガレットコミックス)
聖千秋

「右手に嘘左手に愛」の次に出た本。
表題の作品は、IQ300も知能を持った16歳の少年と20歳の女の子とのふれあいから心のトラウマとコンプレックスを消すまでのお話。
いや…なんというか、この頃の聖さんの作品って結構シチュエイションがキツイ作品が増えてきてたよなあ…と思う。この話しも16歳の啓一は頭良すぎて両親に気持ちわるいと研究所に売られた過去がある少年。でも、重いようなやさしい気持ちになれるような何か不思議な読後感がある作品です。
志摩が「頭でばっかり考えていればいいわ」と啓一に言ったセリフを、痛い!と感じた人はこの作品が理解できた人だといえるきがします。聖さんの作品を、いつよみ直してもいいなと感じる部分はここです。
同時収録の作品「TIME」は、当時はまだいろいろとニュースを賑わしていたテーマが扱われている作品で、臓器移植をテーマにしています。
こういう出会いで恋が生まれるのかは解らないけど、人間知って生きていくことと、知らずに生きていく事の幸せと不幸せってあるんだなということをおもわせてくれた作品でした。
同時収録:TIME
タグ:聖千秋
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