宵闇眩燈草紙1~5 [コミック(電撃)]
宵闇眩燈草紙 1 Dengeki comics EX
八房龍之助
オカルトというか…妖しい話が八房さんの絵柄ととてもマッチしていて惚れ込んで読んでいた作品。
場所は日本なんだろうけど、時代がいまひとつよく解らなかったりしてるのは、話の内容が現実を超越しているからなんだろうなあ。出てくる人物も骨董やの美女、違法営業の医師、妖術を使う男などなど説明がなかなかにつけにくかったりする。ジャックとジュネの世界が西洋だとすると、そういう背景を和に取り込んだというかんじなのかな。幽霊やら、人魚やらそういった類の話がたくさん出てきて血なまぐさかったりもするのですが、それでも不思議と強い不快感はなかったりしました。なぜなんでしょうねえ。たぶん、ところどころに入るキャラのオモシロ会話なんかが緩和してくれているのかもしれません。骨董屋の美女・美津利って…例の魔女とつながってるのかな?というような妄想も見させてくれる不思議な作品です。
諸事情で、人魚の回までしか読んでなかったりするので、やっぱり続きを読みたいなあと最近また思っていたりします。そういえば、私のいちばんのお気に入りは虎蔵でした。
(以下続巻)
宵闇眩燈草紙 (2) Dengeki comics EX
宵闇眩燈草紙 (3) Dengeki comics EX
宵闇眩燈草紙 (4) Dengeki comics EX
宵闇眩燈草紙 (5) Dengeki comics EX
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