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侯爵に恋の罠 [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

侯爵に恋の罠 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
侯爵に恋の罠 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
そねはらすみこ/サラ・ウエストリー

アレクシア(レクシー)はアンバー伯爵未亡人。初めてのロンドンにメイドの服を借りて抜け出した所を暴漢におそわれてしまう。その場を助けてくれたのは素敵なひとりの紳士だった。彼はレクシーにキスをして彼女の心に不思議な感情を灯した。その日の夜開かれたストーマストン侯爵家の夜会でレクシーはその紳士と再会する。彼こそが、スキャンダルで有名な独身のストーマストン侯爵(ストーム)その人だったのだ。彼の弟ヒューゴーに兄に近づかないほうがいいと忠告されたレクシーは、昼間のキスを思い出して彼の女性に対する態度の一端を見た気になった。冗談ではない。遊び人の相手はいや。彼女はダンスの誘いを断わって夜会を途中退場してしまった。
レクシーの再婚を願うボールドウィン夫人はそんな彼女の態度を見てため息をついてしまうが、レクシーの胸のうちは再婚を考えないでもなかった。父の言うままに嫁いだ結婚は幸せだったけど恋ではなかった。再婚するなら恋をしてみたい。そんな彼女の胸にストームのことがよぎる。
これが恋ならば私はなんて不運な女なの…。

大変読み応えがあるというか、みごたえがある作品でした。表紙からして美しい!!表紙を見て購入を決めた私にとって中身も満足の出来る作画でとても嬉しかったです。
そねはらさんの絵は、ハーレクインの作品に大変あっていると思います。とくに今回のようなヒストリカルの世界を描かれるってゴージャスさや歴史的な部分をみごとに描かれて素晴らしいとおもいました。ヒストリカルはこうじゃなくちゃ。中と半端な女性の衣装とかかいて欲しくないですもんね。ストーリーも、男性に従う女性の時代に男性に地位にではなく愛に重きをおいた結婚生活をということを貫いたレクシーは、前の結婚でとても幸せだったのだなあと思いました。普通なら、もう結婚いいやとおもっちゃうのではとか(笑)
ストームの妹カップルの話とか、ヒューゴーのことはスピンでもしかしてあるの?みたいなラストでとても良かった。
馬!馬が出てくるシーンがとても素晴らしい。以前の作品でも思ってたんですが、乗馬シーンとか描かれるのが凄くきれいでうっとりしてしまいます。
こういう部分からして、そねはらさんのヒストリカル作品をもっと!!と願いたいと思います。
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