寄り道の恋 [コミック(ロマンス・ミッシイ)]
寄り道の恋 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
牧あけみ/リズ・フィールディング
彼と彼女はお互いの身分を隠したまま恋に落ちました~
「楽園行き片道切符」のスピンオフに当る作品で、前作ヒーローのマックスの妹アマンダがヒロイン。
派遣会社を経営するキャリアウーマンの彼女は、結婚にこだわらず子供が欲しいと考えてる矢先にタクシードライバーに素敵な人を見つけます。彼の名前はダニエル。素敵な会話を楽しんだ二人は、それぞれの思惑で身分を隠したまま、しかもアマンダは偽名を使ってしまいます。やっと子供が授けてもらえそうなひとを見つけたんだから、このチャンスをものにしなくては!。彼女は考えて彼のタクシーにイヤリングを片方落としてくるのです。
そのころ、ダニエルのほうも彼女に連絡を取ろうかと悩んでいました。離婚や非行に走る娘のこと等色々な問題を抱えながらも、彼はアマンダ(偽名:マンディ)に惹かれつつありました。
や、始まりの部分だけを語ってもなんかほんとにロマンス映画のようなおはなし。
日本でこれをドラマ化するなら、ヒーローには安部寛、ヒロインは木村佳乃さんでやって欲しいわ…などと妄想を練っておりました。恋愛の駆け引きなんかたくさん知ってるとおたがい思っていながら、その駆け引きをしかけつつも初めてのときめきにチャンスを生かせないなんて、なんて可愛らしい。ダニエルも、情熱で失敗したから冷静に恋をして幸せをつかむんだとか思ってる部分が、とても少年みたいで可愛らしい。
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