ビーナスの野望

ビーナスの野望 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
くればやし月子/コリーン・コリンズ

ようやく手にはいった会社に近い駐車場でいきなりのトラブルにみまわれたロージー。相手は一歩も引かない弁護士のベンジャミン（ベン）。ひとつのスペースを貸主があやまって二人と契約してしまったのだ。朝からのトラブルだったが、ロージーはひとつのチャンスを手にいれた。彼女が勤めるリアルメン社の雑誌「リアル・メン」の名物コラムニストのミスターリアルが失踪したのだ。彼の原稿を校正していた彼女は、彼になりきって相談解答をするという大役を手にいれたのだ。そのころ、ロージーの件以外で元妻とおしかけ恋人に仕事や人生を引っ掻き回されているベンは心を許せる男友達をのぞみ、リアル・メンの相談室に手紙を送ることを思いついていた。

くればやしさんのコミックって失敗がない感じで安定してきましたね。絵もかわいいしハーレクイン向けだと思うキャラがかける方なので好きです。今回のお話はすっごいコメディですよね！ベンが…あまりにも不憫です。でも、やさしくて良い人過ぎるところが魅力でもあったりして、ロージーは彼を好きになったんじゃないでしょうか。あれだけの兄の過保護下におかれたら、ギャクに男嫌いにならなくてよかったねえとおもってしまいましたよ。でも、ハーレクインでよくある男性的圧力ではない過保護ってのがコメディなんですよね。

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