獣王バイオ 全9巻 [コミック(チャンピオン)]
獣王バイオ(1) オンデマンド版 [コミック]
きくち正太
きくち正太氏の絵といえば、現在は結構個性的な作画になってますが、デビュー当時は、まさに少年漫画と言う線の太い絵柄でした。ストーリーが「○○の拳」みたいな世界観で、出てくるキャラが皆素敵キャラだったと言うのもあってお気に入りでした。
主人公のバイオは拳に紋章を宿す少年で…と言う所から話が始まるのですが、大人に成ってから各地の暴徒を成敗してたころに知り合ったのが、このネム。当初男のコかと思われていたけど、ちゃんとオンナノコでした(笑←イミナシ)
いやあ…バイオがカッコイイのはもう当然なんですけどね。このネムちゃんがいい。実にいい。
その理由が、バイオより歳は下なのに、彼を見る目や思う心や戦う姿勢がまるで母親の様なんですわ。彼の足手まといになるくらいなら、死にますって。自ら身を投げるような強い女の子なんですよ。いやあ…惚れましたね。聖母様ってやつですね。それにちゃんと気がついていたんでしょうね。
バイオも、ネムのことは人一倍大切にしてて、ラストのしあわせそうなお二人の姿はとてもよかった。
キャラクターが敵役(サラ・スマイルとか)でもとにかく魅力的で本当にいいです。
私が持っているのは、連載当時のものなんですけど、このオンデマンド版って一体…。
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