レディへの階段（結婚嫌いの三兄弟 ３）

レディへの階段―結婚嫌いの三兄弟〈3〉 (シルエット・スペシャル・エディション)
キャレン・T・ウィッテンバーグ

コミックが出る前に読んでしまおうと思って読みました。ブラドックの三男と令嬢セアのおはなし。
同居する偏屈なおばあ様の言いつけで、時代錯誤の服装や髪型で舞踏会に出ているセア。
亡くなったセアの母の放蕩が厳しい躾の理由だったと言うことですけど、単なるイジメではないの？とか思ってしまうほどすごいです。
よみながら、もうこのセアが気の毒でどうして家をでないんだとか一杯思いながら読んでいたんですが、それだからこそ、彼女を救う為に結婚をするという決意が出てくるんですね…。そこまでの保護者意識はちょっと理解できませんが。やはり結局は愛だったということですか。彼女が大学時代に賭けで弄ばれた話は…ビックリでしたけど。
このセアの話、岸田さんがどうコミック化するのかとても楽しみにしています。
単調で難しいような気がするので、ちょっと脚色されちゃうかもねえ…。

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