恋は舞踏会で（結婚嫌いの三兄弟 ２）

恋は舞踏会で―結婚嫌いの三兄弟〈2〉 (シルエット・スペシャル・エディション)
キャレン・T・ウィッテンバーグ

コミックではさらりときれいに描かれていたので、少々残念だったのですが、原作ではもっと激しくブラッドとラーラのやりとりが書かれています。これが面白い。
いかにブラッドが遊び人風情でありながら有能であるかということとか、ラーラが生真面目でブラッドのことをとことん嫌っているとか。そういう部分から入らないと、彼らのその反動で表現される激しい情熱が生き生きしてきませんからねえ。
あと、カルビン。原作の方のカルビンの方が私は好きです。嫌ってほどワルガキで（笑）ピーナツバターのはなしとか…想像すると笑うに笑えない。あと、前の話からの振りがあって、ブラドック三兄弟の父親とフェアチャイルドをアーチャーが取り持とうとしていたり。
そうなんですよ…コミックではこの辺りは全くノータッチだったので、ちょっと残念だったんです。スピンオフで書いて欲しいなと思ったりしているわけですが。

タグ：キャレン・T・ウィッテンバーグ