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花嫁と呼ばれる日 [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

花嫁と呼ばれる日 (ハーレクインコミックス)
花嫁と呼ばれる日 (エメラルドコミックス ハーレクインコミックス)
秋乃ななみ/エマ・ダーシー

シドニーでウエイトレスをしていたスカイは、恋人ルチアーノのイタリアの邸宅で開かれるクリスマスパーティに招かれた。しかし、温かく迎えられることなく身分違いを思い知らされる。ゆいつ暖かな笑みで迎えてくれたのは、ルチアーノの弟ロベルトだけだった。彼の愛さえあれば辛い試練も越えられるとスカイは信じていた。滞在中仕事で忙しいルチアーノ代わってロベルトが相手をしてくれて、心細い思いを慰めていたスカイに、懐妊の兆候が。彼は喜んでくれると打ち明けるのを楽しみにしていた。
しかし、ルチアーノは彼女とロベルトの情事をうつした写真をつきつけ一方的に激しく罵って彼女を追い出した。身に覚えがないスカイだったが、その写真はなんとロベルトがルチアーノに見せたものだった。弁解も聞き入れられずにうちのめされた彼女は妊娠をつげることなくシドニーに帰ってしまった。それから5年後、不慮の事故でロベルトはいまわの際に兄に重大な秘密を吐露していた。あの写真は父の命令で捏造したもの、そして、彼女が妊娠を黙って国に帰ったことを。

よくある名家の嫁にふさわしくないと陰謀を企てられて引き離されてしまうおはなし。イタリア社会は閉鎖的、本当にそのとおりなんですねえ…。
それにしても酷いのがスカイの母の再婚相手。彼女の妊娠を逆手にとってルチアーノの父を脅し、用意された10万ドルの信託基金を1000ドルの中絶費用だけ彼女に渡し残りをネコババ。それでも強く子供と生きてきた彼女がたくましくて感動させられます。
ルチアーノも身内のまさかの裏切。これは親心とは言え、ショックですよね。その親心をスカイ自身が子供を持ったことによって理解し、和解をする所は思わず涙なしーんでしたね。そもそも、二人の子供マットが可愛らしくて、この可愛らしさは初めて祖父母となった彼等にはもう甘い誘惑(笑)絵もうますぎますが(爆)
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