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ひと夏の魔法 [コミック(ロマンス・ミッシイ)]


ひと夏の魔法 (エメラルドコミックス ハーレクインコミックス)
文月今日子/ジェシカ・ハート

南仏の別荘で開かれたパーティー、映画監督の秘書として働くポリーの前にとつぜん幼なじみのサイモンが現われた。投資で成功した彼は、映画監督への投資のために招待されたのだ。彼は誰もが羨む大富豪になっていたのだ。映画監督の妻にこきつかわれるのにうんざりしていたポリーは、サイモンをとっさにフィアンセと嘘をつきし返しをしようとした。ところが酷い言葉をあびせられ仕事はクビに。それに対して怒りをぶつけてくれたのはサイモンだった。彼はポリーをかばい、投資の話も無し、ポリーをつれて車を走らせる羽目に。どうしてこんな展開に…。
幼なじみでしっかりものだったサイモンと一晩同じ部屋のベッドで眠ることになったポリーは、自分をいつまでも少女の頃と同じにあつかう彼にちょっと腹を立てていた。
ここで自分がキスをしたら、なにか関係は変わるかしら。彼女はそう彼に提案してやってみるがいいというかれにキスをした。それは思わぬ双方の気持ちを動かすことになってしまうスイッチだった。

コメディですね…。文月さんの味つけは、とても読みやすい可愛らしいものになっていてそれも素敵です。フランス映画を見ているようで、非常に楽しいお話です。幼なじみもので、その時点でポイントは高いのですが、サイモンがポリーほどに感情を表に出さないためにうまく行ったりいかなかったりですけど、そのギャップがコミックでうまく再現されていてとても楽しかった。
全体的に明るい雰囲気は南フランスが舞台だからでしょうか。
偽装婚約をして過ごすうちに隣のおにいさん、かわいい妹の壁をすっかり越えてしまっている気持ちにきづいていたのに、別れてしまうというのも映画っぽい。ああ~映画化してくれないかしらとおもうお話です。
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