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めぞん一刻 [コミック(サンデー・ビッグ)]

めぞん一刻 1 新装版  (ビッグコミックス)
めぞん一刻 1 新装版 (ビッグコミックス)
高橋留美子

高橋留美子氏の名作めぞん一刻は私の一生捨てられないコミックスのひとつなのです。
まだこの話を始めて読んだ頃は、未亡人だとか大学生活だとかそんな世界をかいまみるきっかけもなく、それこそ人を好きになることや人とのつながりなどを考えもしないで日々を送っていた頃ですしね。でも、とっても気にいってしまったんですよねえ。アニメのほうも見ていました。
大学生浪人の五代は一刻館というアパートの管理人に響子さんがやってきて一目ボれをしました。しかし、彼女は未亡人だったのです…。(笑)大きな白い犬につけられた亡き夫の名前を聞くたびに、五代くんは見えぬプレッシャーで響子さんへのきもちにくじけそうになるのですが…。
私がこの話の好きな部分は、恋愛は一方通行ではないという部分と、自分が拒否した恋は失恋になるという部分をちゃんと描いていた部分だったりしました。主人公が自分探しや幸せを求めての旅みたいな恋愛ストーリーが普通おおいんですがね、運命とかたった1人の赤い糸とか夢物語を見せない部分がよかったきがしました。
あと、主人公以外のキャラクターがこゆいところは高橋さんならではなのですが、そのキャラクターを通して比喩的に物語を主人公に考えさせたり、元気付けたり。頑固で世間知らずな響子さんの本心にするっと入りこんで後にまわって背中を押したり。サブキャラでも好きな人が一杯いたりするんですよ。
恋愛をすることは、ふあふあしたシアワセなことだけではなく、それを実らせる大変さや自分を優先にする部分における相手に与えるダメージなどを深く考えさせられるきっかけになった気がしますよ。
恋愛は大変で当たり前なのです。そして一人一人オリジナルであること。だから、ドラマになるんですよねえ。
新装版ではなく、初版のコミックを書店で購入しました。
そういえば、映像化もたくさんありましたね。
タグ:高橋留美子
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