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情熱のゲーム [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

情熱のゲーム (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
情熱のゲーム (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
岸本景子/ヘレン・ブルックス

巨大企業のボス、マット・デ・カピストラーノが兄の仕事に興味をもってくれた。倒産しそうな会社を立て直すには彼のプロジェクトへの参加が必要だった。ジョージーは兄がそのプロジェクトに参加する費用として家と庭の緑地を売りに出すことになったと聞かされショックを受けた。ここ半年の不幸続きに兄は滅入っている。思い出の家を売ることは会社にとって仕方がないのだろうが、やり方が気にくわない。ジョージーは自分が知るマットの経歴をゴシップ口調で兄に言い上げてしまう。それをすべてマットに聞かれてしまう。冷たい言葉を聞きながら、ジョージーは彼に謝罪することなく失言を繰り返してしまう。どうしてこんなにもマットを気にしてしまうんだろう。ジョージーは昔傷つけられた男性にマットが似ている事を思い出していた。

岸本さんの絵にプチはまり中。読みはじめるとクセになる絵柄だなあと思います。特にヒーロー(笑)はやさかあみいさんとかとだぶるのですが、岸本さんのほうがキャラは華奢じゃないかなあと思います。
さて、この話。いつもは傲慢一方で自業自得で女性にトラウマな男性が出て来たりするハーレクインなのですが、マットのトラウマには大変納得させられてしまいました。あれだけのことがあったら、ああもなりますわよね。酷い女もいたもんだ…。ジョージーの過去ばなしは、まあよくあるパターンなので…いいひとすぎる女性ならよくこういうめに合わされてるなあというかんじの話です。途中までマットが本当にやなヤツなんですが、ジョージーが兄と双子の為に自分を殺していると指摘するシーン、これも作戦のうちだったのか?いやそうだとしたら性格悪すぎるだろう!とか思いましたが…あれは違いますよね?そう思いたいです。
癒せるものなら癒してあげたい。これもう、愛ですから(笑)私の友達で結婚を決めた理由に「私がそばにいて彼が笑っていられるなら結婚する」といった人がいます。これ、愛ですから(笑)とても感動した理由です。そういう理由の相手に巡り会えたって、羨ましかったですよ。
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