薬指の契約 [コミック(ハーレクイン)]
薬指の契約 (ハーレクインコミックス・キララ)
小越なつえ/ペニー・ジョーダン
親友ベンに誘われ転職したハリーは、社長マシューをひと目見て恋におちてしまった。彼は一流の建築士できわめて魅力的な男性だ。ところが幼なじみでもあるベンとハリーがあまりにも親密なため、ベンの恋人シンディはふたりの仲を疑い、同僚たちはシンディに同情しハリーを非難する。このままでは社内の和が乱れ仕事に支障を生じると、マシューは彼女に命じた。「誤解を解くために、君が僕に夢中だと社内じゅうに宣言するんだ」従わなければ解雇されるかもしれない!
マシューの思い込みの激しさにうんざり。プライドだけで彼女に本当のことがなかなか言えなかったというけど、こういう男は粘着質な性格のほうが大きいから後々ハッピーエンドになってもどうなんだろうなあ…。一度亀裂入ると修羅場になりそうで私はごめんだな。
シンディの一目ぼれ…ハーレクインって一目ボレが本当によく出てきて、それが後の酷い目でマイナス点として減点されていかない事にとっても疑問を持ってしまいます。まあ、私は一目ボレをしたことは一度もないので、そのあたりが理解出気ないのかもしれませんけれど…。(一目ボレって要するにこのみのタイプの外見ってことだと思ってるんだけどなあ…ハーレの場合は肉欲の欲望か…なんかロマンチックじゃない感じ…:汗)
風呂のシーンはギャグかと思いました。
小越さんのハーレ作品を読むか悩んでいる時に、いろいろとお友達のブログや過去に描かれた作品を見て読んでみようと思った作品でしたが、思っていた以上に面白くて絵も好きな絵でした。ドロドロした復縁ものとかがいけそうな小越さんですが、私はコミカルな展開がある作品とかオフィスもの以外ももっと描いて欲しいなと思いました。
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