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黄門★じごく変 全2巻 [コミック(サンデー・ビッグ)]

【中古】少年コミック 1)黄門じごく変 / 中津賢也

黄門じごく変 1 (少年サンデーコミックス)
中津賢也

中津さんの連載2作品目のコミック。ここから徳川生徒会と2巻でおしまいが続いたせいで、自虐的に「2巻作家の中津です」と自己紹介されていたのを思い出します。
(ふぁいてぃんぐスイーパーの3巻はずいぶん後に発売されましたし…そのあとのちぇりーげいるもめたもる伊助も2巻だよな…)
この作品は本当に思い出深いというか、この話から地獄のシステム(システムって変な感じだけどまあ要するに階層のこと)に興味を持ったというか関心を抱いたというか(同じ意味か)…。
高校生の介さんと覚さん、水戸先生という組み合わせで水戸黄門をモチーフにし、それに地獄の閻魔大王とその娘の蘭魔、天界の帝釈天と阿修羅という登場人物をみただけでも面白い作品だってわかるかなと思う。そして、そのストーリーの大きなどんでん返しには正直驚かされました。閻魔大王の人間界征服というところからあのラスト。あのどんでん返しでさらにこの作品が好きになったのは言うまでもありません。これのネタばらしはしたくないので、ぜひお読みになってください。(笑)
登場人物が前世での因縁を背負っているとか、次の作品に出てくる弥七がちらりと出演していたり。(同一人物でなないという話ですが)キャラクターが本当に魅力的に配置されています。
あと中津さん独特のコメディ描写がちょっとだけ今読むと懐かしい感じがします。この当時、この描写の仕方がなんとなくですが、「伊賀のカバ丸」に通じる気がどうしても抜けなくてファンなのかなあとか、え?中津さん少女まんが好きなん?とかもしかして女性?とか…思っていました。(同じ時期に出てこられら鈴宮さんが女性だったんで疑ってました)
この作品って続きがある状態で終わってるんですよね。「完」にはなっているんですが。
そっちのほうのストーリーの続きはいつか描いてほしいなとこっそり願っております。

↓漫画文庫版ででてます。
黄門★じごく変 (MF文庫)

黄門★じごく変 (MF文庫)

  • 作者: 中津 賢也
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本


タグ:中津賢也
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