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初恋物語 [小説(ハーレクイン)]

初恋物語 (ハーレクイン文庫)
アネット・ブロードリック

橋本多佳子さんの作画でコミックス化された作品で、実はそれを読んでいないのですがお友達にこの本を譲っていただけると聞いて飛びついてしまいました。
題名はこんなに可愛らしいのに内容は元サヤみたいなお話です。

スーザンの憧れの幼なじみトニー。かれはプロ野球選手としての才能を見出され彼女のもとを離れたが、二人は結婚を誓い合い結ばれた。トニーは21歳、スーザンはそのとき17歳だった。その後に二人は全く連絡を取り合うことができなくなり彼女は妊娠したことを告げられなくなっていた。二人のもう一人の幼なじみミカエルはスーザンに愛情はなかったものの窮地を救う為に彼女にプロポーズして結婚をする。時は流れ、スーザンは弁護士で生計をたて、生まれた子供スティーブは野球が大好きな10才になっていた。音楽家になっていたミカエルは病気で亡くなり、2人だけの忙しい毎日。そんなときに、プロ野球選手として大成功し名をあげたトニーが彼女の前に現れる。

いろいろな障害がかれと彼女の回りで起こったために、本来結ばれるべき二人が長い道のりをかけて1つの家族を作るお話。こうしてみたら身分差別って親が大変キツイものもってますよね。今回の場合はスーザンの母親の傲慢な娘への愛が結果的には彼女を傷つけ(この場合ミカエルも傷つけられたのかな?いや…スーザンはミカエルは変人みたいな発言してたけど…?)トニーの母親の思いやりが裏目に出て、発言権のない父親の傍観ぶりが2人にとって大きな障害になってしまいました…。
私は最初諸処の理由を聞いてもトニーが好きになれず、彼女を幸せに出きるのは自分しかないと思いこんでの行動をしはじめる部分からもっと嫌いになってしまいました(笑)いや…なんというか、スーザンの頑なな部分、私と性格的に似てるから感情がリンクしたのかもしれません。ダメなものはダメという拒否り方がそっくり(笑)
だから、彼女の生活にずかずか入りこんでくる来方がそれはもうカンに触りって途中で一度読むのを止めました。期間を置いて読み始めてラストだったのですが、ラストの2人のセリフに時代を感じました。
スーザン33で年増…4人目は無理って…(爆)

↓残念ながら画像はありませんでした。見つけたらぜひ読んでみたいものです。
初恋物語 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
橋本多佳子・アネット・ブロードリック
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