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ロイヤル・クライシス(ヴァシュミラの至宝 3) [コミック(ハーレクイン)]

ロイヤル・クライシス (ハーレクインコミックス・キララ)
ロイヤル・クライシス (ハーレクインコミックス・キララ)
宮本果林/スーザン・カーニー

ヴァシュミラの第2皇子アレクサンドル(アレックス)は国で命を狙われたのをきっかけに、大使館オープンの仕事をかねて安全の為に渡米していた。セキュリティがまだまだなことを考えている矢先に大使館内で命を狙われ、飛び出したところを車にはねられてしまう。車を運転していたのは私立探偵のテイラー。彼女はアレックスの言うがままに車にのせ自分の自宅兼事務所で怪我の治療をしてあげることに。彼女を私立探偵としった彼は、身分をあかし彼女に自分を襲った犯人の調査を依頼したのだ。髪を変装の為に金髪に染めていた為、なかなか信じてもらえなかったのだが彼の目を信じて仕事を受ける。二人は大使館の庭師と雑用係の募集に応募し、駆け落ちの恋人同士を装って犯人を探しはじめる。その日の晩、テイラーの酒乱男性との辛い過去話を聞いたアレックスは守備範囲外だと安心していたテイラーに思わず心が傾いてしまい、紳士的な夜を耐えることになってしまう。

ヴァシュミラの至宝3作目です。主人公は第2皇子のアレクサンドル。彼の印象はもっと動けないひとかと思っていました(笑)見るからに優男だったので…それがなんとも、ギャップ萌えな所がたくさんありまして良かったですね。テイラーも自立をしたしっかりした女性と言う影に悲しい過去。男性に媚びることしかしない女性をたくさん見てきたアレックスには、男性を必要としないで生きていこうとしている彼女がまぶしく見えて当たり前かなと思いました。
今回の作品で3作品とおしての事件の首謀者がわかるのですが、それもなんだかおもえば可哀想な気もする結果で。時代や運命は動くものだとよくいいますが、変らないものを願う人がそれを守る為に命をかけていたという部分。愛国心には変わりなかったのかなあという気はします。やりかたは納得できませんでしたけど…。
宮本さんの作品、いつも思ってたんですが今までそういえば書いてないことを1つ。
キャラのセリフが?ってなタイミングで活字になってるんですよね。BGMっぽいセリフのが。あれは手書きの方が雰囲気伝わるきがするんですが…。今回もハンターが車にどうぞっていう「乗って」というセリフが活字化されてるんですが、宮本さんの作品って結構そういうのが多いんですよね。これは担当さんのお好みなんでしょうか。
わたしは手書きの方が見やすいかなあと思うんですけど…。
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ヨッシー

変なトコでセリフが活字
私も気になります。
あと、活字じゃないけど最近よく見かけるのが結婚式のシーンでの鐘の音。
「り~ん ご~ん」ってなんとも拍子抜けした描き方で(暴言)、ロマンティックに浸れずテンションが下がってしまう私はヘンでしょうか?
ひらがなで描いてるから??
何でだかわからないけど、あれをみると最後を強引に終わらせたように思えてしまう…
何でだろう……(汗)

by ヨッシー (2010-10-07 23:00) 

安都士

>ヨッシーさん
気になりますよね!よかった!私だけじゃなかった。
そうそう!!鐘の音も!
あれをみて、自分が読んでいる本の表紙を見直してしまった私です…なんというか、かなり昔に「なかよし」あたりの作品でああいった表記を見た覚えが…。
そうなんですよ、わたしたちには、きっと懐かしい表現なんですよ。ヨッシーさんの暴言(笑)を暴言とおもえなかったです。
誰かの作品にもラストで鐘が鳴ってたきがするんですが…あのときはどうだったのかな…。
思い出せませんが。
by 安都士 (2010-10-09 23:21) 

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