プロポーズは結婚式で

プロポーズは結婚式で (ハーレクインコミックス・キララ)
岩崎陽子/ミシェル・ダナウェイ

華やかな恋を渡り歩く敏腕プロデューサーの実情は、妹に先を越される30歳の独身女。
セシールは妹の結婚式で長い溜息をついた。望みどおりに積み上げてきたキャリアとは対照的に、深入りを恐れてきた恋愛はどれもこれも安っぽく思える。今日のような愛しあう恋人たちを見る日は特に…。
遊びの恋はやめて、人生をともに歩める相手を探そう――そう決意した矢先、彼女の目にひとりの男性が飛び込んできた。逞しい身体に堕天使の微笑、駄目よ、彼は結婚向きの男じゃないわ!

王道のキャリアウーマンと職場恋愛がテーマのおはなし。映画になりそうな展開でなかなかに面白かったんですが、当初の完璧主義で傲慢なヒロインの性格が少々気に入らない。なんだろう…なぜだか嫌悪感…。妹の結婚式で当たり障りのない恋愛を繰り返してきた美人が初めての恋に落ちる（だよね、初めての真剣な恋だよね）ああ～なるほど、このコミック、作画の岩崎さんが当たり役過ぎたんだよねきっと。（笑）ヒーローもヒロインもかっこよくて美人過ぎる。美人過ぎて仕事も出来過ぎるヒロインに共感てもちにくいわってことなのかしら…たぶんそうだ。
岩崎さんの絵がさっきもかいた通りにどんぴしゃではまっているとおもいます。ルークのタキシードは完璧だし、二人が並ぶとなんてセクシーと思ってうっとりしてしまうし。外国のテレビドラマをなんとなく想像しながら読みました。
この作品シリーズがほぼコミック化されているとあとがきにかいてあったんですが、もう一つのリサのお話は「恋愛必勝の法則」というアリスンさんがコミック化されているんですね。
表紙の絵を見ると、幾分幼い感じですが、本編とちゃんと容姿がつながっていますね～
もう一作は篠崎佳久子さんの「憂鬱なプロポーズ」。

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