VS男の子

VS男の子 (Betsucomiフラワーコミックス)
八寿子

男子が怖いことから父親に催眠術で男子に触られると格闘家のようになってしまう彩花。１７歳のおとしごろなのに、親しくしはじめるととんでもないことをやらかしてしまう。自分の記憶がある分とてもそれは悲しい。そんななか転入生の一見怖い人飯塚くんに告白されてしまった。彼は見た目とは全然違うひとだった。
八寿子さんのアクションマガジン（笑）いや、ちゃんとロマンスものなんですよ。二人の接点は中学生のときで～からの設定も非常にツボで、中学生の頃のチビ設定とかもうもう（笑）これはもうはまれよって言われている設定です。その飯塚くんがずっと思いを秘めて同じ高校生になって見た目とは正反対の可愛らしい告白シーン。彩花ちゃんに関わると全然ダメダメになってしまうところはとても可愛らしくていい。最近純愛定義がどうなのこれ？みたいなのがあるけど、私にとっての純愛はこういう感じ。カメレオンの手袋と覆面がかわいかったな。手袋のくだりはもうこれぞ少女マンガとおもったよ。
同時収録されている「セラピーの時間」は重いと言われる女の子が次に恋した人間嫌いの彼という設定。たしかに、萌花みたいな性格の女の子は付き合うのがしんどいけど明るくて楽しい。それが魅力だから憎めないよね。世の中には自分に合う人がかならずいるってことかな。
そしてラストに入っている「リミット」…八寿子さん怖すぎますよ（笑）
これは実話ですか？単なるネタですか…。八重子先生って…八寿子さんですか…？ひたすら笑えました。このノリきらいじゃありません。むしろ大好きです。

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