悩殺ロック少年 4

悩殺ロック少年 4 (フラワーコミックス)
菊地かまろ

ロック少年も４巻目になりましたね。私はこのシリーズが菊地さんの作品の中でも一番好きで買うようになったきっかけなので、長く続いてくれてうれしいです。
いつもはダサい恰好で気配を消している灰谷くんは、ほんとはロックバンド・イーストロボのネジだということ。高校生の時から付き合いだした未来ちゃんは、そんな彼のことを物足りなく思ったり不安になったり。でも、紆余曲折ありまして、ネジこと灰谷くんは未来ちゃんにぞっこん一途なのです。
今回もそんなお話が収録されているのですが、今回の収録作品は未来ちゃん視点ではなくて灰谷くん視点のお話が多くて面白かったです。
クールに振る舞いたい、でも未来ちゃんのことになると居ても立っても居られないほど慌てふためく男心（女性の場合乙女心というのだろうけど、少年心というのもなんだな…男心でいいのか？）
という感じに、自分以外の人に心変わりされるのではないかと気が気でない彼の可愛い面がたくさん描かれていたりします。
最後に出てきたイケメンは本当にいい人なんだろうかちょっと不安ですね。次の作品で豹変しないのかちょっと微妙です。未来ちゃん何気にモテモテですが、元がほんとはかわいいんですからもっと自信持ってもいいのになあ。飾らない女の子が女子力あげるだけでこうも変わるかって…実際はどーだかですが（と、ひねくれて見てみる私）

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