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ガラスのかけらたち [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

ガラスのかけらたち (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
ガラスのかけらたち (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
橋本多佳子/ジェイン・アン・クレンツ

ユージニアは、コレクターの遺品を譲り受けるため、なぜか私立探偵のサイラスと共に行動することに。「堅物女」と「軽い男」相性最悪の二人は、共に過ごすうちにしだいに惹かれあっていく。けれど、彼が時折見せる思いつめた表情の理由は一体…!? ロマンス史上最高にスリリングな恋は、さらに激しさを増していく…!!

探偵とガラス美術館の館長さん。親友の失踪と殺人事件、サイラスの過去の傷とハデスの杯…目いっぱいだなあ(笑)よくもこれだけの内容を1冊にまとめたなあというお友達の意見は正しかったです。でもちゃんとまとまっている。さすが橋本さん。サスペンスな内容ではあるのにちゃんとラブロマンスも入っているし。でも、するする読んでよかったのかなと思うような部分もあって、それはさすが漫画というところなのかもしれないなと思いました。説明が多いので読み進めていく最初のうちなかなか頭に入りずらかったんですが、リックが出てきた辺りから読みやすくなって一気に読みました。犯人捜しも楽しかったのですが、それ以上にサイラスとユージニアの結びつきが気になってしまって…。だからリックが出てきたことによって死別した奥さんとのエピがよくわかってからかな、なるほどなーとなったのは…。結果的には結末が二つくらいあるお話だから、二冊になってもよかったのかもと思えたのかもですね。サイラスが前に進められる結末でほんとによかったです。
相変わらず橋本さんの描かれるヒーローの色気にはゆらゆら来ますね。ヒロインも一見色気なさげですが、それはもうハーレでよくある抜群スタイル云々。今回はコミカルシーン少な目ですが、最後の4コマ漫画で笑わせていただきました。

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