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きれいなだけじゃいられない [コミック(カルト)]

きれいなだけじゃいられない (カルトコミックス・sweetセレクション)
きれいなだけじゃいられない (カルトコミックス・sweetセレクション)
源一実

源さんの本は近年作家買い。絵もストーリーも好みのものが多い。幼馴染ものが多いのもいいなあとおもっていたんですが、今回収録されている作品はちょっといままで読んだものと違うパターン。復活もの?というわけでもないけど、しいて言うなら「思い出の男」って感じ。
それがどうしたものだか、私今回の収録作品3つのってるんだけど表題作と「わたしの王子さま」でほろほろ泣いてしまったです。おお~久しぶりだわこういう作品。何がどきんと来たのかはもう探さないことにして、とにかく読み返す読み返すあれ?なんか泣けるって感じでした。
「きれいなだけじゃいられない」って作品は前後編に分かれているんだけど、ヒロインの有希ちゃんは中学の頃好きだった彼から借りっぱなしだった本を見つけて、今ならさらっと好きだったと言えるかもとか思って妄想したりして…。そこからえらいなと思ったのがほんとに彼の消息を探し始めること。美しい思い出はそのままにしておいた方がという意見もはねのけて、たどり着いたら同じマンションの人でしたというオチ。そこからがね~十分に甘酸っぱかったのだよね(笑)紆余曲折があってこの表題につながる彼との会話があるんだけど…可愛くもなんかそれも甘酸っぱかった。大人だなあ…私たち大人になったんだよね~っていうのがそれで思い知らされて年月を知るみたいな。ああ、そういう部分かも泣けたところって。
「わたしの~」が好きなのは…たぶん俺様キャラがキョドるのが私のツボなんだろうな。ラストの話は一夏の思い出というよりは運命の出会いみたいな感じでしたよね。「枯れ女にも優しいっていい人だ」には最初からきゅんと来ましたよ。
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