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億万長者とかりそめの愛を [コミック(ハーレクイン)]

億万長者とかりそめの愛を (HQ comics ハ 12-1)
億万長者とかりそめの愛を (HQ comics ハ 12-1)
原田万木子/アニー・ウエスト

オーストラリア一の実業家ドナート・サラザールと結婚しろですって!? 横暴な父の命令にエラは愕然とした。破産寸前の父は娘とドナートを結婚させ資金援助を受けるつもりらしい。美人の姉が逃げたため、妹のエラを身代わりにしようというのだ。地味な私が億万長者に相手にされるわけないのに。ところがドナートは会うなりエラとの結婚を望み、きみのすべてが欲しいと告げてきた! いったい何を考えているの? 驚き戸惑うエラだが、彼の思いがけない過去を知り…?

ああ…ダメな親に食い物にされる娘の話かあ…。何度となくこういう話読んできましたけど、金持ちにのし上がるにはそれ相応の人の道にならずことをしていることがあります。うん、現実世界でも実際あるね…うん、あるね。
エラは大嫌いな父親から金銭的なことのために結婚を取り付けろと言われていた。逃げた美しい姉の代わりに、でも、本当は弟のお金を食い物にしている父親から弟を守るために。相手のドナートはなんの利にもならないのにエラとの結婚を了承しようとする。当然彼女は否定するが、その時に政略結婚が目的ではなくエラだから欲しいと思ったと言われて心が揺れる。ドナートに惹かれていきながら、彼の過去を知るうちに心を許しあえるようになっていく。しかし、彼には全てが伏線になる大きな復讐をたくらんでいたのだった。
どこまで悪党なんだエラの父親。まあ、ハーレクインにはこの手の下衆親多いので、驚きはしませんけどね。エラが父親から独立して、さらに弟や姉を気遣うところって、ドナートの中で自分を大切にしてくれた大切だった母親と重なるものがあったんではないかなと思います。だから、彼女をそばに妻にしたいと思ったんではないですかね。彼がなんどとなく感情を動かしたシーンて、そういう部分だった気がします。
原田さん、もういくつか読んでるのですが過去の既読はヒストリカルだったかなあ。今回のヒーローはお顔にキズ有ですがクールなイケメン。でも、傲慢ヒーローというわけではなかった。原田さんの絵にとても似合っていたと思います。選んでいるわけじゃないんですが、原田さんヒーロー私のとこに来るのはこういうヒーローが多いな(笑)
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