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翡翠色の情熱 [コミック(ロマンス・ミッシイ)]

翡翠色の情熱 (ハーレクインコミックス)
翡翠色の情熱 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
上杉可南子/ヘレン・ビアンチン

TVレポーターのアリアンは、成功を収めている実業家のマノロの自宅へ滞在してインタビューすることになった。元夫からの執拗ないやがらせメールが来る現実を仕事で忘れたい彼女は、マノロの男性としての魅力に圧倒される。沢山の有名人とあってきたというのに、彼はなにが違うと言うの?マノロは1つの問題を抱えていた。一人娘のクリスティーナの子守が定着しないことに困り果てていたのだ。ところが、滞在の夜、アリアンはクリスティーナを見事にあやし落ちつかせた。マノロはそれを見て2~3日子守を続けてくれないかと。丁度休暇だった彼女はその提案を受け入れる。執事のサントスは、アリアンが元夫からの嫌がらせを受けている事実を知り、マノロは警備の強化を命じる。しかし、その夜警報機が鳴り、アリアンは自分の身よりもクリスティーナを案じて彼女の部屋から動かない。それを知ったマノロは彼女を抱きしめてキスをし、次の日結婚を申しこんできた。

非常にテンポよく展開するお話で面白かったです。最近上杉さんの漫画、結構好きかも。キャラがというか女性キャラがかわいくて元々好きでしたけど、アリアンも母性の象徴とされる子供に向ける笑顔が素敵。マノロとむきあうと、ちょっと女性が小さく見える絵柄が…きになりますが。
さて、元夫のストーカー被害を静観するしかないと助言するって、ちょっと酷いきがします。日本じゃありえないですよね。つか、なんで電話番号とメルアド変えないの?(笑)アリアンはテレビに出るような有名人だから、そんなことする方が相手を刺激してまずいのかなあ…怖いですね。私はこのラストが凄く気にいっています。
見る人によったら唐突にも思える終わり方だけど、いい余韻で終わってくれてるとおもいます。この言葉を今まで誰にも言ったことがないなんて…マノロって実は可哀想な人だったんですね…。まあ、鑑定書つきの子供って…驚きですが。そんな人との結婚に、言う訳ないか…。
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