ロッキーの花よめ

ロッキーの花よめ
原ちえこ

私の持っている原さんのコミックで一番古い本がこれでしょう。
このおはなし、掲載当時別冊か何かで読んでコミックを買いました。ああ、トシバレですね（笑）
女手のない牧場に男ばかりの兄弟。長男のジョーはおよめさんをもらっても良い年齢なのに仕事ばかりでそれどころではない。兄弟たちは町で彼にふさわしい女性を見繕うが、兄は全く関心を示さない。そんななか、一軒の店で出会った少女は、みよりがなく店長にこき使われてドジばかり。ジョーは彼女を憐れんで思わず自分の家に引き取ってしまう。兄弟たちはついに兄が見初めたと大騒ぎ。
…ハーレクインの「藁くじの花嫁」を読んだ時に、真っ先にこの話を思い出しました。設定がとてもにているし、何よりも作画が原さんだったので私の頭の中ですぐ結びついてしまいました。牧場で花嫁を探している、そういう設定がね、同じですから。ロマンスのかけらもないジョーですが、自分の使命やこれからの未来を熱く語る姿に少女はいちころ（笑）いや、実際これ読んだ当時めちゃめちゃ幼かった私でさえ彼をカッコイイとおもったのですから、はまってましたね。同時収録は多分チロリアンラブソング。あんなドジな先生おるんかいなというおはなし。でも、これも好きなお話だった。

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