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西部のプリンセス(愛を約束された町 4) [コミック(ハーレクイン)]

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西部のプリンセス (HQ comics シ 1-4 愛を約束された町 4)
しのざき薫/デビー・マッコーマー

カリフォルニアからテキサスの小さな町プロミスに赴任してきた医師ジェーン。でも、都会から来た美しい彼女は人びとに敬遠され、町にとけこめずにいた。そんな時、友人がジェーンのためにブラインドデートを企てる。相手のセクシーな男性キャルは当初、女性を近づけない雰囲気があったが、やがてふたりは急速に親しくなっていく。そしてひょんなことからふたりは、百年前に廃墟となったゴーストタウンにふたりで足を踏み入れることになるが――?

シリーズ4作品目。二作目エリーのお相手グレンのお兄さんキャルとカリフォルニアからやってきた若い医師ジェーンのおはなし。
カリフォルニアから三年契約でやってきた新米医師ジェーンは、プロミスでなかなかとけこめない自分を感じていた。親しく出来る友達もなく、夕食をともにする相手もいない。そんな時、アンティークショップのドヴィーに紹介されたエリーが夕食に誘ってくれた。新婚さんにお邪魔じゃないのかしらとおもいつつも、浮かれながら出かけたジェーンはそこでエリー夫婦と夫グレンの兄キャルと出会う。とっつきにくそうなキャルに戸惑いながらも彼のふとみせた笑顔にときめくジェーン。彼も、テキサスにとけ込みたいという気持ちが溢れる彼女の話をきいて、キャルは彼女に馬の乗り方を教授する役をかってでる。
嬉しそうな彼女を見ながら、彼は半分後悔していた。都会の女性はもう信用しないと決めていたのに。
このシリーズも4作品目になりましたが、まだビターズエンドの秘密は語られません。
予測がまだまだつかない感じですね。しかし、リチャードへの天罰があんな形でおちるとは思ってなかったので驚きました。いやなんていうのか、もっと引っ張っていくのかとか、彼もいずれは改心してヒーローのひとりになるのかと思っていたというのがあったので。まあ、悪い事は出来ないという示しですね。当然といえば当然のことだったのかも。それにしてもキャルたちが偶然いかなかったら、命落としていたってこと…?怖。
ジェーンは都会生まれなのに開拓者の心を持った人だなと思いました。そして自分の心に素直で。言いたいことをはっきりと言える、そんな女性だったからキャルの頑なな心も彼女に向いたのかなと思いました。
「保証を求める愛は愛ではありません」
この言葉、読みながらめちゃめちゃ頭食らったんですが(笑)
昔に「わたしを幸せにすると誓えるの?」と言って結婚の返事を焦らした女性を知っているのですが、なんて傲慢な言葉なんだろうと私は思いました。だって、そんな保証はどこにもないわけです。だったら、その女性に「では、あなたは相手を幸せにすると誓えるの?」と聞いてみたかったのですが。彼女は違う人に「男が女を幸せにすると誓うのが当たり前でしょう」と言ったとか言わなかったとか。
ここで私は違和感を感じていたんですが、この「保証を求める愛は愛ではありません」という言葉で、それがはっきりしました。
まあ結局、私の話のカップルはその結婚をやめたんです。なにかにつけて「誓え」といっていた彼女は男性に見限られました。その後でほかの人と結婚して子供を授かったのですが、離婚してしまいましたよ。
保証を求める愛…自己愛ってことなんでしょうねえ。
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