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祝福の歌が聞こえる(愛を約束された町 6) [コミック(ハーレクイン)]

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祝福の歌が聞こえる (HQ comics シ 1-6 愛を約束された町 6)
しのざき薫/デビー・マッコーマー

愛を約束された町シリーズの最終章。

エイミーは車窓からみた明るい町の雰囲気がきに行って、ついバスを降りてしまった。行く先がなかったわけでもないのに、プロミスの町の雰囲気のよさについ降りてしまったのだ。このまちで暮らそう。この子といっしょに。彼女は6ヶ月の身重のからだだった。仕事や住む場所を探して疲れた頃、彼女は待ちの教会にたどり着き眠り込んでしまった。彼女を眠りから覚ましたのは、牧師のウェイドだった。彼は彼女の話を聞き、奇跡の専門家だと告げた。それを聞いて彼女は願った。
「奇跡をひとつふたつくださいます?住むところと仕事と、私の赤ちゃんの父親がほしいんです」
ウェイドは笑顔でこの願いを聞き届け彼女に奇跡を起こしたのだ。

前回のお話でビターエンドを清めたウェイド牧師がヒーローになるわけなのですが、正直このお話がなんでラストなんだろうとおもいつつ入手したもので、ラストをみてなるほどと思わされてしまいました。デビー・マッコーマーさんの構成力の素晴らしさが光るラスト作品ですね。確かにこの作品が最後にあるのとないのとでは、しまりかたが変わるきがします。今までの作品のヒーローとヒロインたちが二人の為に一生懸命たちまわって、それが暖かさを倍にしています。それはそうと…ドヴィーとフランクのお話をあっさり書いてあるのがなんとも残念です。この二人のお話をもっと入れてほしかったんですけどねえ…。原作をよんで私も初めてこの二人のことを知ったんですが、削るには勿体無いですよねえ…。まあ、拾うところも選びにくいかな。作品の年代にも関係があるのかもしれませんが、しのざきさんが描かれたプロミスの女性たちの服装。私には凄い懐かしい雰囲気のものが一杯でした。なんていうの?ほら、子供時代に読んだ少女漫画の時代のファッション?とくにドヴィーが(笑)フリフリとかリボンとかレースとか…。凄い懐かしい雰囲気はそういう部分からもあったのかなと思うと、しのざきさんお疲れさまでしたと言いたいですね。1話から数えて完結までに2年かけてのお仕事だったそうで。まとめて読むことをお勧めしたい作品ですね。
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