ベル☆スタア強盗団 全3巻

ベル☆スタア強盗団 1 (ドラゴンコミックス)
伊藤明弘

私の大好きなガンアクションモノ…とゆえば、伊藤明弘氏の作品であるこれです。これは実在の人物（女性アウトロー）と史実（列車事件？）を元にしたフィクションなんですけど、このベルが数奇な運命に導かれて伴侶であるサム・スタアと出会い、列車強盗事件を起こすまでが描かれた全3巻のコミックスです。これがまた、なかなかのアクションあり、お色気ありでお腹一杯になります。
本当は普通のオンナノコだったのに新聞が面白おかしく書き立てたことから賞金クビになってしまったマイラ・ベル・シャーリー。サムは、チェロキー族の血をひくと言うことだけで町の人間から疎まれていました。そう言う意味で、二人は世間から見放されたもの同士だったのですね。そう言う男女の心って、ホントに自然に結びつきやすいんですね…。お互いを助け合う意味で。
少々18禁ページがあるので、本当に「ドラゴンコミックス」で連載してたの？？てな感じで、ちょっとびっくり。連載当時は読んでないので知りませんけど。伊藤氏のガンアクションは本当にカッコイイですねえ。ベルは最初泣いて逃げまわっていたんですけど、途中から運命に立ち向かおうとして銃を手に取ります。
みんながそう言うなら、ほんとのアウトローになってやると。
銃を構えて「ディキシーを聞かせてやるわ」と一言。（かっこええええ～）

再録版

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