三四郎2

三四郎2 1オンデマンド版 [コミック]
きくち正太

これ、「さんしろうの二乗」って読みます。きくち正太氏の作品です。私はバイオより、こちらの作品できくち氏の漫画を読むようになりました。このころの絵が一番好きだなあ…私は。
とある格闘家が二人、過去にある約束をしました。お互いの子供たちを結婚させようと。それがこの三四郎くんと三四郎ちゃんなんですね。都会に住むちょっといい加減な三四郎くんと、山奥で育った純真無垢な三四郎ちゃんの恋物語。許婚者として三四郎ちゃんは三四郎くんにつかえるのですが、可愛いと思っているくせにその優等生ぶりに減らず口や傷つける態度をとってしまう三四郎くん。
連載が長かったおかげで、ノリは「うる○やつら」みたいなお話が多かったんですけど、ときおりはいるバイオからの流にあるきくち氏独特の詩的表現がとってもきれいで、私は何回か泣かされる思いをしましたよ。
いまどき許婚で育つ人もいないんだろうなと思っていたら、前の会社で後輩に許婚がおるこがいて、「結婚するまでは自由だから、レンアイも自由だし」と言って彼氏もいたんですね。で、いざ結婚の日取りが決まったら、すっぱり彼と「そういう事はつきあう前から了承済みでしたから」と別れて、お嫁に行ってしまいました。
許婚ドリームを思いっきり破壊してくれた彼女に、今となっては感謝しています。
エエ…このお話が数倍おかげでキレイに見えましたからね。（むせび泣き）

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