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面影を求めて [コミック(ハーレクイン)]

面影を求めて (ハーレクインコミックス)
面影を求めて (HQ comics ミ 2-3)
宮本果林/ゲイル・ウィルソン

借金まみれの一族をしょってエマは社交界でデビューし夫を見つける役目をうけた。17歳の彼女はまだ恋すらしたこともない少女だったがそんな夢はゆるされるはずない。せめて愛ある家庭を築けばいいんだと自分に言い聞かせながら、ロンドンへ向う宿で天候の為足止めをくらっていた。その夜は誰にも邪魔されない時分だけの時間。そんな夢のような時にエマはハンサムな男性と知り合い、ロマンティックな気分のままキスを交わした。名前も聞かずに別れた彼は夢ではないあかしにクラバットを彼女に残して。ロンドンで求婚されるままにバリントン子爵と結婚したエマは、子爵の先妻の幼い娘を育て上げいつのまにか12年の歳月がながれてしまっていた。その娘ジョージーナがグレイストン伯爵家のジェイミーから招待をうけた。二人は愛しあっている、愛ある結婚をさせてあげたいとエマは夫の弟と共に付き添ってやってくる。その姿を見て驚いている人物が塔の窓から3人を見ていた。彼はまぎれもなく、あの素敵な一夜でエマにキスを贈った男性、ジェイミーの兄グレイストン伯爵であるアレクサンダー・レイトン(アレックス)だった。

宮本さんの描かれる男性は、体格が素敵でいつも大好きです。めずらしく黒髪の長髪なのですが、顔の傷を隠す理由もあって…あの、月影先生?(爆)…それはおいといて、華やかな絵がらの宮本さんのヒストリカルって良いなあと思わせてくれる1冊になってますねえ。
「恋をするのに時間が関係ありますの?」というセリフ「そして、愛を育てるための時間ならこれからたくさんあるわ」というエマのセリフのシーンがすごい好きだったりします。恋を知らなかったエマが彼に恋をして強くなった証拠とも言えるセリフですよね。よく恋をすると女性は強くなり、男性は弱くなるといいますけど今回のお話ってそのとおりな展開のきがしました。
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