オーバー・ラップ [コミック(アニメージュ)]
オーバー・ラップ
島田ひろかず
完全版として白夜書房からも本が出ているのですが、私のもっている本はキャプテン(徳間書店)発行のなんと昭和62年版。ああ…こんな古い本になっていたとは。ついこの間のようなきがしていたのに…。まあ、平成になってもう21年だもんねえ。本のリンクが見当たらなくても仕方ないか。
最初この本を買った時は、内容が意味不明で難しくて、短編の中にある「out side of blue sky」という作品だけをか過去に読んだことがあるなあという印象だけでした。もともと島田さんのお好きなジャンルってファンタジーだけでなく超能力、精霊界などの精神世界、今回みたいなお話が出てきてもなんら違和感などないものですが、ファンタジーから入った私にとって全然別の側面を見た気になりました。
それにしても、島田さんの絵がまたこのおはなしにびったりとはまっててミステリアスなんだわvキャラ的には当時「リテーク~」を連載されていた当時の絵柄からのものがほとんどなので、ほんわかしたイメージをもって読むとちょっとびっくりします。私がこのほんを読んでいた頃、平行してハードSFやらに転んでいたからこそ受け入れられたような感じもします。この話しを読んでいたら、大原まりこさんとかを思い出してしまうのですが…どーでしょうか。
1990年発行の完全版
完全版 記憶オーバーラップ
この本を読んで連想してしまった本がこれ。
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